【出前講座】香川県立高松北中学校にて出前講座を実施しました。

2019年3月12日

舟津香菜美さん(ブルキナファソ・幼児教育)

高木絢加さん(フィリピン・栄養士)

林香子さん(エクアドル・青少年活動)

 2019年1月16日(水)、香川県立高松北中学校にて出前講座を開催しました。
 まず、1年生105名が参加し、「世界がもし100人の村だったら(注)」のワークショップを実施しました。生徒の皆さんは開発途上国の多さに驚いたり、文字が読めないこと(非識字)の困難さに気づいたり、日本と開発途上国とのつながりを考えたりと、学びの多い時間となったようでした。

(注)「世界がもし100人の村だったら」のワークショップで使用した教材は、開発教育協会(DEAR)発行の教材です。

 その後は、3グループに分かれ、青年海外協力隊経験者から体験談を発表しました。講師は、舟津香菜美さん(ブルキナファソ・幼児教育)、高木絢加さん(フィリピン・栄養士)、林香子さん(エクアドル・青少年活動)の3名。事前に生徒の皆さんから「国際協力の活動に興味をもつようになったきっかけは何か、何歳のときに興味をもったのか」「青年海外協力隊で一番大変だったことは何か」「言語の違いで、言っていることが分からなかったとき、どうやって交流したのか」「実際に途上国に行って学んだことや、実際に行ってみないと分からないことは何か」「活動をしていてやりがいを感じたときはどんな時か」等々、たくさんの質問が寄せられ、それに答える形で講演を行いました。

「世界がもし100人の村だったら」の感想

◎世界には食べ物もろくに食べれていない人がたくさんいるということを改めて実感したとともに、私たちは毎日たくさん食べ物を食べれて幸せだな、食べ物があるのは当たり前のことではないなと感じました。

◎特に印象的だったのは、100人のうち1人はすぐにでも死にそうな人だということです。つまり、世界の総人口の100分の1が今にも死にそうということに気づいてとてもいろいろなことを考えました。自分やその人たちとの違いや、どうしてそうなったのか、また、それを解決するために自分にどんなことができるのかということなど、いろいろ悩みました。

◎自分達が字が読めること、教えてくれる人がいること、学校に行けることがとてもありがたく思えました。学校の義務教育は大切なんだと初めて思えました。そして親がいること、1人じゃないことがとても幸せなんだと思いました。

体験談(ブルキナファソ)の感想

◎舟津さんの話を聞いて、ブルキナファソの人の優しさや、深い愛情をもった人たちがいるということが分かりました。また、舟津さんの現地での苦労や言葉の壁、文化の違い等の大変さを、自分も現地にいるように身近に感じました。

◎舟津先生の話を聞いて、たとえ自分がとても貧しくても、人の思いやりがあれば幸せになれるんだということがとても伝わってきました。全部が全部、私たちの住んでいる日本とは違うけれど、みんな幸せそうな顔をしていたのでなんだか自分のことのようにうれしかったです。

体験談(フィリピン)の感想

◎高木さんの話しを聞いて、フィリピンの印象がすごく変わり、「フィリピンってこんなにいい所なんだ!」と思いました。フィリピンでは人と人との交流がとても多いあたたかいところで、意外と食いしん坊ということが分かりました。1日5食と聞いてびっくりしました。でもみんながたくさん食べれるわけではなく、子どもは栄養不良の子が多いそうです。私は子どもにも食べ物が行き渡るようにと願っています。

◎フィリピンという国は、楽しく暮らしている地域がある反面、苦しい暮らしをしている地域やテロなどにおそわれる地域もある事を知ってびっくりしました。その事を考えると、私達は生活に困ることはなく、裕福であるということを改めて感じ、私達にできることを考えました。ゴミを減らす工夫をしたり、古着等をリユースに提供したり、自分たちに身近なところからやっていきたいと思いました。

体験談(エクアドル)の感想

◎私はエクアドルの人々から学ぶべきことがあるなと思いました。日本ではあいさつをしたがらない人もいるのに、仲間を大切にし、あいさつを通じてつながる人々。何でも楽しもうとするところ。そんなところは、日本人も真似すべきだと思いました。

◎エクアドルの人々は、「人生に満足しているか」という質問に95人中95人がYes.と答えたということに驚きました。貧しいところに住んでいても、裕福なところに住んでいても、人生に満足しているかは決まっていない。エクアドル人は、多くの幸せを感じているということが分かりました。