2018年度第1回アイパル・JICA映画祭を開催しました!

2018年5月11日

定員を超える参加者!大盛況!

 4月22日、アイパル香川にて香川県国際交流協会と共催でボリビアをテーマにした「アイパル・JICA映画祭」を開催しました!
この映画祭は映画を通じて途上国の多様な文化や世界観に対する理解を深ることを目的に実施しており、映画の舞台になっている国に合わせてJICAの取り組みについても紹介しています。今回のプログラムでは「エルネスト~もう一人のゲバラ~」の映画上映に合わせ、ボリビアに関する講演と写真展を開催し、112名の方が参加されました。
 香川県を始めとした四国は中南米への移住者が多いため日系社会への関心が強く、以前から日系社会をテーマにしてほしいという声もあり、今回はボリビア事務所の協力のもと「ボリビア×日系社会×日本語教育」というプログラムになりました。

武田紗里OVによる講演「ボリビアの紹介&JICAボランティア体験談~日本の反対側にある日系社会~」&サンファンムービーの上映

武田さんの講演の様子

 2015年6月から2017年の7月までボリビアのサンファン移住地で日本語指導の活動をした高松市出身の武田さんから、地域や民族の多様性を尊重したボリビアの文化や日系社会の歴史や現在の様子、そしてサンファン移住地での活動について話していただきました。始めは遠くの国の一つとして話を聞いていた方も、話が日系社会の話に展開するにつれ前のめりになるように真剣な面持ちで話を聞いていました。さらにサンファン移住地の紹介映像を上映し「サンファン移住地というところがあると初めて知った。」「全体的にきれいで明るい場所だったのが意外だった。」「移民された方が苦労して立派な町を築かれていることに感心。」「日本人が日本の裏側の国でも頑張っていて、自分も世界に誇れるような日本人になりたいと思った。」と移住地の現状を学んだり、日系人の方の生活から自身を振り返ったりと参加者の心を強く打ったようでした。

ラジオFM香川「勝手にシネマニア」パーソナリティによるシネマトーク

映画後のシネマトーク。武田さんはサンファン移住60周年の時に作られた、はっぴを着て

 FM香川の帰来雅基さんと中井今日子アナウンサーの映画対談では、本作品の監督を務めた坂本順治氏の作品作りにかけるこだわりや構成を通した講評など、映画を知り尽くしたお二人ならではのトークが展開されました。さらにゲストに武田さんを迎え、講演では語りきれなかったボリビアの魅力について話が弾みました。

 偶然にも映画祭を開催した週には2件テレビでボリビアが取り上げられており、最近はメディアを通してボリビアについて知る機会が増えてきました。映画祭の参加者からは「ステレオタイプの情報しか知らなかったことが分かった。」「日系人の活躍を聞けて良かった。また、友好につながっていくボランティアの活動に拍手。」との声が寄せられ、新たなボリビアとの繋がりを知りボリビアをより身近に感じる機会になりました。 

佐々木伸写真展「Vivimos en Bolivia! ~ボリビア・アルティプラーノの生活と人々~」

写真展の様子

写真展初日に写真家の佐々木さんが来館

 ボリビアの高原地域の日常の風景を写し出した50枚の写真展を映画祭に先駆けて4月15日から開催しました。抜けるような青空に、鮮やかな色彩を放つ民族衣装、そして思わず見ている側もほっこりするような柔和な笑顔。「あまりなじみのなかったボリビアが分かった気がする。」「現地の人たちの写真が素敵だった。」などボリビアの多様な美しさを写し出したいという写真家の佐々木さんの思いが伝わるように、吸い込まれるように見入る姿が見られました。

 現在JICA四国のフリースペースでは8月まで中南米に関連する展示をしています。
また、サンファンムービーの上映に加え6月にはボリビア写真展も開催予定ですのでぜひJICA四国へお立ち寄りください!