【ボランティア事業】四国4県のJICA海外協力隊が表敬訪問しました

2018年10月9日

徳島県 表敬訪問

左から豊田さん、後藤田副知事、三輪さん、久米さん

左から泉市長(鳴門市)、三輪さん

左から遠藤市長(徳島市)、豊田さん

左から青年海外協力協会 佐尾山副会長、徳島県協力隊を育てる会 井上会長、久米さん、徳島県国際協力推進員 長田、小林町長(石井町)

 徳島県では9月14日、JICA海外協力隊3名(帰国隊員1名、出発隊員2名)が徳島県庁の後藤田副知事を表敬訪問しました。
 6月に帰国したシニア海外協力隊の豊田寛さん(派遣国:ミャンマー/職種:水泳)は、ミャンマーパラリンピック連盟ナショナルチーム(パラリンピックの水泳選手)の競技水泳指導にあたった2年間を振り返り、設備環境や選手の障害の状況が日本の障害者スポーツの状況と違ったことなどから、指導方法を工夫した点について語りました。また、マレーシアで開催されたASEANパラゲームでは複数のメダルを獲得したこと、さらに今年10月のアジアパラ競技大会、2020年の東京オリンピックにも指導した選手の出場が期待されていることが報告されました。後藤田副知事は、指導環境・障害者スポーツの状況など詳細をご質問され、豊田さんの活動の労いと功績を称えるお言葉が送られました。

 現職参加として出発する青年海外協力隊の久米広宣さん(タイ/理科教育)は、学生時代にフィリピンのスラム街を訪問した経験、また所属する民間企業にて、ミャンマー無電化地域でのボランティア活動を経験したことから国際協力に関心を持たれたようです。派遣国のタイでは、科学教育センターにて、日本での経験を活かし、次世代の自然科学への関心を引き出すプログラムを提供していきたいと力強く抱負を語りました。 
 同じく青年海外協力隊の三輪早智子さん(東ティモール/理学療法士)は、理学療法士として仕事をはじめた時、JICA海外協力隊経験者の話を聞く機会があり、自身も途上国の発展に貢献したいとこれまで取り組んでこられたそうです。東ティモールでは、リハビリを通じて国造りに貢献したい、現地での活動が楽しみだと語りました。
最後に、出発隊員2名は徳島県より「とくしま国際協力使節」を委嘱されました。現地への貢献とともに、現地の様子を徳島県に向けて伝えられることを期待しています。

徳島県庁とあわせ、同日9月14日に三輪さんが鳴門市の泉市長、18日には豊田さんが徳島市の遠藤市長、19日には久米さんが石井町の小林町長を表敬訪問しました。

高知県 表敬訪問

左から瀬戸川さん、坂本さん、岩城副知事、道願さん

左から瀬戸川さん、坂本さん、岡崎市長、道願さん、吉岡副市長

 高知県では9月18日、JICA海外協力隊3名(帰国隊員1名、出発隊員2名)が、高知県庁に岩城副知事を表敬訪問しました。
 9月1日に帰国したばかりの日系社会青年短期ボランティアの瀬戸川幸奈さん(派遣国:アルゼンチン/職種:青少年活動)は、ラ・プラタ日本語学校を中心に、全17地域の日本語学校や日本人会等にてよさこい鳴子踊りを指導。その活動は国内に留まらず、チリとブラジルの日本人会や高知県人会にも招かれるほどの大人気となったそうです。「アルゼンチンの人は踊りが大好き。よさこいが日系人とアルゼンチン人を繋ぎ、子どもから高齢者まで、皆が楽しむことができました。」と報告するとともに、鳴子を寄贈した高知県へ、ラ・プラタ日本語学校から預かった感謝状を届けました。
 そして、日系社会青年短期ボランティアとして派遣予定の坂本沙也香さん(パラグアイ/文化)。パラグアイ高知県人会を拠点に、国内の日系社会(日本語学校、婦人部、老人会等)や現地の小学校を巡回し、よさこいの指導、普及活動を行います。「プレッシャーを感じすぎず、皆がよさこい踊りを楽しめるよう頑張りたい。」と抱負を語りました。
 青年海外協力隊としてパナマへ派遣される、道願正歩さん(パナマ/作業療法士)。岩城副知事からパナマのリハビリ事情についての質問に対して、パナマには発達障害児童や家から出られない引きこもり児童が多くいる現状を説明し、「作業療法の指導はもちろんのこと、地域の人々の発達障害への理解を促し、リハビリによっても状況を改善できることを伝え、障害者も生活しやすい環境を整えていきたい」と、意気込みを伝えました。

また、高知県庁と合わせ、高知市を表敬訪問しました。

香川県 表敬訪問

左から三野さん、西原副知事、小御門さん

前列左から、三野さん、大西市長、小御門さん、後列左から、香川県青年海外協力隊を育てる会 松澤事務局長、JICA四国センター所長 小林、高松市創造都市推進局佐々木局長、香川県青年海外協力隊を育てる会 入江運営委員長

前列左から、三野さん、小御門さん、後列左から花崎県議会議長、三野副議長

 香川県では9月20日、出発隊員である青年海外協力隊の小御門千恵さん(派遣国:東ティモール/職種:番組制作)とシニア海外協力隊の三野正二郎さん(コスタリカ/柔道)が西原副知事を表敬訪問しました。
 小御門さんはRNC西日本放送から現職参加で協力隊に参加します。活動先の国営放送では、インドネシアやポルトガルから提供される番組が占める多い現状に対して、番組制作に関わる職員の技術指導を行い、東ティモール国内で魅力的な番組を制作し放送する活動を支援します。「現地の人たちがどんなことを望んでいるのかをまずは探して、現地の人たちに寄り添った活動をしたい。2年間大変なこともあるだろうけれども最後までうどんのように粘り強く頑張っていきたい。」とまっすぐ前を見据えて力強く語りました。
 また、今回で短期ボランティアも含め6回目の参加となる三野さん。現在69歳のためこれが最後の協力隊参加となります。コスタリカ柔道連盟に配属され、コーチ陣への指導法の教授や練習法の提案を通して柔道の普及並びに強化選手の指導を行います。「2020年の東京オリンピックに向けて一人でも多くの選手が出場できるように力を入れて指導していきたい。」と落ち着いた中にも情熱を感じる口調で抱負を語りました。
西原副知事からは「KAGAWA草の根協力特使」が委嘱され「くれぐれも身体に気を付けて活動してきてください」と温かな声援が送られました。

なお、19日に県議会、県庁表敬と併せ高松市の大西市長を表敬訪問しました。

愛媛県 表敬訪問

最前列左から梶谷さん、日野さん、中村知事、門田さん、栗原さん

左から加藤章市長、栗原さん、大石副市長(東温市)

左から河野町長、日野さん(久万高原町)

左から二宮市長、梶谷さん(大洲市)

左から野志市長、阿部さん(松山市)

 愛媛県では9月14日、JICA海外協力隊3名(帰国隊員3名、出発隊員1名)が、愛媛県庁に中村知事を表敬訪問しました。

 帰国した青年海外協力隊の門田海香さん(派遣国:セネガル/職種:コミュニティ開発)は、カフリン県教育委員会に所属しそこでの活動に関し、「地域の人々に学校の存在と役割を知ってもらい、運営に上手く巻き込むことが課題だった」と振り返り、自身の失敗経験談も交えつつ、実施した様々なイベントについて紹介しました。
 日野文香さん(ネパール/環境教育)は、首都カトマンズの市役所環境課における活動に関し、「現地の子どもたちは、環境を守る重要さを知識として持っているが、行動に反映するよう促すことが難しかった」と振り返りました。知事も、環境教育手法に強い関心を示された様子でした。
 シニア海外協力隊の栗原純子さん(トンガ/栄養士)栗原さんはトンガ農業省女性の能力開発局での活動を振り返り、「彼らが長年続けてきた食文化を尊重しながら、健康を意識した食事を啓発するよう努めた」と話しました。今後の目標として「若い人々だけでなく、同年代の方々へも経験を伝えたい」という想いを語りました。中村知事からは改めて帰国隊員3名の皆さんに向けて、2年間の活動に対する労いとともに、今後の活躍を期待する言葉が贈られました。

 これから出発する青年海外協力隊の梶谷沙紀さん(エクアドル/環境教育)は、以前に参加したモンゴルでの植林活動を通して環境問題に関心を持ち、青年海外協力隊の応募に踏み切ったそうです。任国エクアドルでは、現地住民に対する家庭用コンポストの普及と学校児童に対する環境教育活動が予定されており、「語学など不安な面はあるが、少しでも現地の人々の意識に働きかけるような活動ができるよう努めたい」と抱負を語りました。中村知事からは「くれぐれも健康に留意しながら、愛媛とエクアドルの架け橋となり活動に注力して欲しい」と激励の言葉が贈られ、えひめ海外協力大使の任命状が授与されました。

その他、8月3日に帰国隊員の栗原さんが東温市役所、9月18日には日野さんが久万高原町役場、梶谷さんが大洲市役所を表敬訪問したほか、27日には日系社会青年海外協力隊帰国隊員の阿部善江さん(ブラジル/日系日本語学校教師)が、松山市役所を表敬訪問しました。