第31回Tシャツアート展にTシャツ出品&ブース出展(報告)

2019年5月13日

JICA四国が出品したTシャツがHIRAHIRA

高知県青年海外協力隊OV会も参加。お手製の「マッチ箱クイズ」でブースを沸かせました。

ゲスト参加のシュシュ君(モザンビーク)。「僕の国はどーこだ?」「南アメリカでサッカーが一番強い国は?」などなど、即興で出される「シュシュクイズ」に来場者もドキドキ?!

5月2日(木)から7日(火)まで高知県黒潮町で開催された「第31回Tシャツアート展」に、今年もJICA四国からTシャツ30点を出品しました。今年のテーマは、「HIRAHIRAで学ぶ、アフリカ開発会議(TICAD)」。TICADとは,Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しています。次回TICAD7は、2019年8月28日~30日に横浜市のパシフィコ横浜で開催されます。

このTICAD開催に先駆け、来場者が日本とアフリカの関係を知り、関心を持っていただく機会になればと、四国4県からアフリカに派遣されている(いた)隊員の活動写真をTシャツにし、展示しました。
これら30枚のTシャツたちは、今後、写真提供いただいた隊員の派遣国のひとつ、マラウイにてHIRAHIRAされる予定です。

また、5月3、4日は、セネガル、ガーナ、ブルキナファソ、モザンビーク、ナイジェリア、南スーダン、レソトの7か国からのアフリカ研修員に、マーシャルとベトナムからの研修員も加わり、JICAブースで来場者と交流。ダンスワークショップや、アフリカ・ガーナのビーズを使ったアクセサリー、外国の布を使ったくるみボタン作りなどを行いました。
研修員たちは日頃、四国四県の国立大学の大学院にて修士課程に在学しており、GW中の渋滞に巻き込まれやっとの思いでたどり着いた黒潮町にて疲れる顔を見せることなく、太陽の光と潮風と、そして何より来場された方々との交流を心から楽しんでいました。

◎砂浜ステージで、ダンスを披露
普段は異なる地域に住んでいる研修員たち。十分な練習時間を確保することができずに臨んだ本番では、ダンスのステップはバラバラながらも、そのリズム感と大きな笑い声に、観客の中からは「もっと見ていたかった」と、嬉しい感想を聞くことができました。
ダンス前に研修員たちが言っていた「途上国に対するネガティブなイメージを払拭したい。それをできるのは、今ここにいる自分たちだ」との思いは、彼らの日本語での一生懸命な自己紹介や彼らのまとう穏やかな雰囲気から、十分来場者に届いたようでした。

第34回高知大方シーサイドはだしマラソン全国大会に研修員13名が参加

5月3日、ABEイニシアティブプログラム(注1) で来日しているアフリカの研修員9名とPacific-LEADS(注2)2名、SATREPS「地球規模課題対応国際科学技術協力事業」(注3)1名、JICA四国研修員受入事業「子どもの学びの改善」コース1名(注4)の計13名が黒潮町「はだしマラソン全国大会」に参加し、砂浜をはだしで駆け抜けました!
研修員の参加は、今年で4年目。今年の研修員たちは、前日2日黒潮町に到着した時点から、「はだしマラソンでは、どこを走るの?」「走れるかな?」と不安と期待が入り混じり若干緊張している様子でした。しかしマラソンのスタートの際には、ご来賓のご挨拶の中でJICAチームをご紹介いただき、研修員も意気揚々とスタート!ランニング中もたくさんの歓声が、研修員の背中を押してくださり、誰ひとり途中棄権することなく、最後まで笑顔で走りきることができました。エールをくださった皆さま、ありがとうございました。