【出前講座】香川県立高松商業高等学校英語実務科1年の生徒を対象に国際理解講演会を実施しました。

2019年6月13日

海外に旅行に行ってみたい人?

「旅に出よ」「スマホは捨てよ」

2019年5月30日、香川県立高松商業高等学校の英語実務科の1年生を対象に、青年海外協力隊セネガルOBの若宮武さんが『異文化理解』をテーマに講演を行いました。これまでに35以上の国と地域を旅した経験をお持ちの若宮さんは、「旅なくして異文化理解はできない」「旅での感動や驚きで、自分なりに異文化を理解することができる」と、ご自身の経験を踏まえてお話されました。

若宮さんが初めて一人旅をしたのは大学2年生だったとのことで、「大学2年生になったらどこに旅に出て、何をしたいか」を生徒の皆さんが自由に想像し、世界地図に書き込みました。「世界一周がしたい」「オーロラを見たい」「海がきれいな島に行きたい」等々、自由な発想で盛り上がりました。

授業に参加した生徒の感想(一部抜粋)

◎行こうと思えばどこへだって行けるし、どんなものにもなれるんじゃないかなと思いました。文通で知った友達に会いに行き、いろいろな人とのかかわりあいができるのはとても素敵なことだなと思いました。若宮さんのお話を聞いていると、いろんな国に行ってみたくなりました。たとえ言葉が通じなくても一緒に笑いあえると思うと、外国の人たちと早く関わりたいと感じます。若宮さんのように、1人旅もしてみたくなりました。

◎私は社会科があまり好きではなく、国のことについての勉強もよくわからないし、おもしろくないと思っていました。しかし、今回ご講演を聞いて、海外について学ぶのもおもしろそうだなと思いました。実際に「旅」をしに行きたいと強く感じました。実際に行ってみないとわからないその国の良さや楽しさを知らないのはもったいないなと感じるようになりました。貴重なお話をありがとうございました。私の世界が広がりました。

◎私は若宮さんのご講演を聞く前、「異文化理解」というものが少しかたいものだと思っていました。しかし、旅行と旅の違いから始まった若宮さんのお話を聞いているうちに、異文化理解は誰でもできることだとわかりました。また、旅に出たいと思いました。「スマホを捨てる」ということは現代社会において難しいことかもしれません。しかし、私はスマホに頼らず、現地の人と自分に頼る旅がしたいです。そして、授業の後半に各自で考えた旅の計画を実現したいです。