【出前講座】香川県立保健医療大学臨床検査学科の学生を対象に出前講座を実施しました

2019年6月24日

一木さん久米田さんからのビデオメッセージ

黒川さんの体験談発表の様子

2019年6月21日、香川県立保健医療大学臨床検査学科の学生を対象に出前講座を実施しました。

講座では、
「青年海外協力隊になるには?」、
青年海外協力隊の現役臨床検査技師隊員からのビデオメッセージ、
青年海外協力隊の帰国隊員の体験談発表、の3部構成で行いました。

現役隊員からのビデオメッセージは、ガボンに派遣中の一木奈絵さん(臨床検査技師)、久米田麻衣さん(臨床検査技師)にご協力いただき、現地での活動について紹介いただき、学生へのメッセージもいただきました。
臨床検査学科で学ぶ学生達は、お二人からのビデオメッセージをとても熱心に見ていました。
ビデオメッセージからは、お二人が現地の方と一緒に、とてもいい雰囲気で活動されている様子が伝わってきました。

帰国隊員の体験談では、2018年10月にニカラグアより帰国された黒川奈央さん(助産師)がお話ししてくださいました。
ニカラグアでは中高生への性教育を中心に活動され、実際に行った活動の様子を写真を交えてご紹介いただきました。
宗教や慣習が異なる地で教える難しさや、ご自身の活動の成果について振り返りました。

以下、学生のコメントを一部紹介します!

講座に参加した学生の感想(一部抜粋)

【青年海外協力隊について】
・青年海外協力隊に参加するための手順がよくわかりました。「行きたい!」と言ってすぐに行けるものではなく、きちんと事前に準備をしなければならないと言うことを知りました。安全に過ごすため大切なことだと思います。

【青年海外協力隊員 一木(臨床検査技師)、久米田(臨床検査技師)からのビデオメッセージについて】
・海外で経験を積んでいる人から、「経験は力になる」と言われると説得力があるし、心強かった。海外での人間関係は悩みどころだと思うが、楽しそうだった。

・何よりも現役の2人の笑顔が印象的でした。本当に楽しい毎日を過ごしているのだと伝わってきました。文化も人種も言語も違う人と共通の仕事をしている2人が魅力的でした。日本では見ない病気とも関われるのですごく興味深いです。

【青年海外協力隊員 黒川(助産師)の体験談について】
・性教育について、すごく明るく楽しそうな雰囲気で授業をしていたのが印象的でした。また、文化の違いを取り入れながら正しい知識やその活かし方を伝えていて、とても大切な活動だなと感じました。

・現地での詳しい内容を知れる貴重な授業でした。ニカラグアでの問題をまず見つけて、その問題を様々な工夫をしながら解決しようとする姿がとてもかっこよかったです。自分にもできる事はないか考えるきっかけになりました。