【ボランティア事業】徳島県・香川県のJICA海外協力隊が表敬訪問を行いました

2019年7月23日

徳島県 表敬訪問

徳島県庁を表敬訪問

徳島市役所を表敬訪問(歓談の様子)

 徳島県では2019年7月9日、これからJICA海外協力隊として派遣される沖 彩菜さん(派遣国:エチオピア/職種:理科教育)が徳島県庁の後藤田副知事を表敬訪問しました。
 大学時代にカンボジアで教育ボランティアを経験したことをきっかけに国際教育に関心を持つようになったこと、大学院では国際教育を専攻しJICA短期ボランティアとして活動した経験、またJICA教師海外研修に参加して国際理解教育に取り組んだことなど、応募にいたる自身の経験を述べました。抱負として、理科実験を通じて科学の楽しさを伝えること、そしてエチオピアと徳島の子どもを繋げる架け橋となるような活動をしていきたいと語りました。
 副知事からは、健康に一番に留意し、徳島の子どもたちにも還元されるような活動を期待すると祝辞が述べられました。
 徳島県庁と合わせ、7月11日には徳島市遠藤市長を表敬訪問しました。

香川県 表敬訪問

香川県庁を表敬訪問

県議会を表敬訪問

植松さんが高松市を表敬訪問

綾さんが三豊市を表敬訪問

石川さんが観音寺市を表敬訪問

 香川県では2019年7月10日、これから派遣される青年海外協力隊2名と日系社会シニア海外協力隊1名が香川県庁の浜田知事、西原副知事、淀谷知事公室長を訪問しました。
 パラグアイの香川県人会から要請を受け、自治体連携ボランティアとして派遣される植松紀子さん(職種:小学校教育)は、「生まれも育ちも香川県で、香川が大好き。パラグアイの日系人の方に、改めて香川の魅力や日本語の美しさを伝えたい」と抱負を語りました。
 同じくパラグアイに派遣される石川貴之さん(職種:陸上競技)は、大学院で研究を行う中で、競技力の向上だけでなく、人材育成などへも視野を広げたいと応募しました。任地では陸上競技選手の技術指導や指導者の育成にあたる予定です。
 現職教員として参加される綾里奈さん(モンゴル/体育)は、協力隊経験者のお姉さんの影響で協力隊に応募されました。任地では体育の授業の改善や日本文化の紹介を行う予定です。「帰国後に学校の子ども達にモンゴルのことを伝えられるように、いろんな経験をしたい」と意気込みました。

 3名は、同日、県議会と教育委員会も表敬訪問しました。
 県議会では、大山議長と西川副議長と面談し、応募のきっかけや抱負を語りました。大山議長からは「身体に気を付けて頑張ってください」とのお言葉をいただきました。
 教育委員会では、現職教員として派遣される植松隊員と綾隊員に加え、今年3月に帰国した髙尾直子隊員(マダガスカル/青少年活動)も出席し、現地での活動の様子や、帰国後、学校での職務にどのように隊員経験が活かされているかなどを報告しました。工代教育長からは、「地域のグローバル化は急速に進んでおり、途上国での活動経験をもつ協力隊は貴重な人材。帰国後は香川のグローバル化にも尽力してほしい。」と激励のお言葉をいただきました。

 出発隊員3名は、それぞれ7月5日に高松市役所と三豊市役所、7月8日に観音寺市役所へも表敬訪問しました。