【出前講座】海陽町立海陽中学校でSDGsをテーマにした出前講座を実施しました!

2019年10月29日

2019年10月4日、徳島県海部郡海陽町の海陽町立海陽中学校にて、SDGsをテーマにした出前講座を実施しました。対象は、1年生49名。「SDGsという言葉を初めて聞いた」という生徒もたくさんいました。

新聞ワーク!

【画像】まずは、地元の新聞を使って、自分たちの生活が世界と繋がっているかを考えるワークをしました。グループ毎に、世界と繋がっていると思う記事を切り取り、SDGsの視点で分析!SDGsの17のゴールに関連するものをそれぞれグルーピングしました。
「普段は新聞を読まない」と言っていた生徒たちも真剣に新聞を読み、世界の問題について熱心に議論していました!

発展途上国の問題を考えよう!

【画像】続いて、エクアドルの中学生が考えたエクアドルの問題を通して、発展途上国が抱える問題を考えました。特に、児童労働の問題に関心を持った生徒が多かったようです。自分たちと同じくらいの年齢の子どもが、学校に行かずに家族のために働かなければいけない、という事実に衝撃を受けていました。

出前講座を受けて・・・

今回の講座を受けるまでは、「世界にこんなにも問題があるなんて知らなかった」「世界には環境問題や紛争、貧困状態にある子どもがいることは知っていたけど、あまり気にかけたことはなかった」という生徒たちでしたが、終了後には、「他の国の出来事にも興味をもつことが大切だとわかった」「今の自分たちの暮らしは、とても平穏な暮らしだということが分かり、わがままは言わないようにしようと思った」「同じ地球に住んでいる子どもでも、こんなに生活がちがい、危険で大変な思いをしながら働いていると思うと悲しくなったので、こういう子たちをなくす活動支援にできるだけ参加したい」といった感想がありました。

生徒の感想を見ると、SDGsを学び、地球に住む私たち一人一人が問題の解決に向けた行動をしなくては解決できない、ということに共感をした生徒が多数いたようでした。
「募金の呼びかけがあったら『私のこの10円で世界が助かるから募金しよう』と思うようにしたい」「これからは、むやみにゴミを増やさないようにして、世界で苦しんでいる人がいることを意識していきたい」「人の役に立てたり、おもいやりを大切にしていきたいと思った」「困っている人がいたら声をかけてあげたり、助けを求めている人がいたら助けてあげたいと思った」などの感想もあり、自分たちの生活を振り返る機会となりました。