【出前講座】土佐町立土佐町中学校にて、青年海外協力隊の講演を行いました

2020年7月7日

6月25日、土佐町立土佐町中学校において、「SDGsの視点で見た海外での地域貢献」をテーマにJICA国際協力出前講座を実施しました。

新型コロナウイルスの影響でウガンダより一時帰国中の森田眞麻さん(小学校教育 高知県出身)は、「首都は発展していても、首都から1時間ほど行った町では電気も水道もなくなってしまうこと」、「朝、学校に登校してきた子ども達の中には、学費が払えなくて授業を受けられずに、そのまま家に帰されてしまう子もいること」等、貧しい中にも差があることを、具体例を挙げてお話ししてくださいました。
また、生徒たちは森田さんの持参したウガンダのお金に興味津々でした!

生徒の感想(一部抜粋)

・(開発途上国の)首都から離れている所には、電気もなく、水も雨水で、トイレもあまりきれいではないことにおどろきました。日本は、水道をひねると水は出てくるし、スイッチをいれると電気もつくので、恵まれている環境にいるんだなと改めて感じました。

・私は世界に貧困があるのは知っていたけど、具体的なことは全然分からなかったので、今日知れてよかったです。ウガンダでは学校に行きたくても行けなくて働いている人がいると知って、私は学校に行けていることに感謝しないといけないなと思いました。開発途上国にはマイナスなイメージがあったけれど、みんな笑顔で楽しそうだなと思いました。

・前から興味があったアフリカのことを聞けてよかった。自分のイメージとあっていることもあれば違うところもあった。アフリカの魅力を自分で行って見つけようと思った。

・SDGsの「安全な水とトイレを」とは、どういうことかと思っていたけど、水道が通っていなくて雨水を使っていたり、学校にトイレがなかったり、水に関する問題はけっこうたくさんあるんだなと思いました。自分たちにも途上国の人たちのために寄付をするなど、小さな事でもできることはあるんだなと知りました。