にいはまSDGsアート・フェスティバル2021入賞者が決まりました!

2022年1月25日

JICA在外事務所を通して41作品を出展しました。

 にいはまSDGsアートフェスティバル2021は、SDGs達成目標17項目から自分の好きなテーマを選び、そのテーマを通じてイメージされたもの・こと・思いを絵画で表現した作品を公募し、新居浜市美術館(あかがねミュージアム)に2021年12月4日から2022年1月16日まで展示。SDGs達成のための世界の人々の思いや活動を発信しました。

 実行委員会として参加する四国センターは、JICA在外事務所に協力いただき、バヌアツ共和国から4点、パラグアイ共和国から7点、セネガル共和国から7点、サモア独立国から23点の計41点の作品を出展しました。

あかがね賞(優秀賞)の紹介

「にいはまSDGsアートフェスティバル2021」実行委員会の選考により、各国のあかがね賞(優秀賞)が決定しましたので、在外事務所を通じて賞状および賞品を授与します。

コロナ感染予防

 バヌアツのVanuatu Society for people with Disability から4点の作品応募がありました。Lavenda Bobさんの「コロナ感染予防/SDGs3すべての人に健康と福祉を」が選ばれました。

 コロナ感染拡大防止策が描かれており、ポスター等で啓発活動にも活用できそうな作品です。

私達の地球を守ろう

 パラグアイ共和国からは、イグアス日本語学校などから7点の作品応募があり、アギレ カリナさんの「私達の地球を守ろう/SDGs1貧困をなくそう&SDGs6清潔な水と衛生&SDGs15陸の豊かさを守ろう」が選ばれました。

 暖かい手で地球全体が変わっていくことが必要だというメッセージが伝わってきます。

刺激 学ぶ喜び

 セネガル共和国のCentre Aminata Mbayeからは7点の作品応募がありました。Fatoumata Diarraさんの「刺激 学ぶ喜び/SDGs4質の高い教育をみんなに」が選ばれました。

 仲間とともに学ぶ楽しさが伝わってきます。

よりきれいな環境を

教育は貧困の解決策

 サモア独立国からは、23点の応募がありAoga Fiamalamalama Intellectually Handicapped Corporation schoolのMinoi Simeoneさんの「よりきれいな環境を/SDGs15陸の豊かさも守ろう」と、Loto Taumafai School, Society for people with DisabilitiesのMalatai Taufainaさんの「教育は貧困の解決策/SDGs1貧困をなくそう&SDGs4質の高い教育をみんなに」 が選ばれました。

 「よりきれいな環境を」からは島国で問題になっているプラスティックごみの増加がわかりますね。ごみ捨てのマナーは、どこの国でも誰でも守るべきですね。

 「教育は貧困の解決策」では学ぶことで開かれる新しい世界が伝わってきます。

 受賞者の皆さんおめでとうございます。そして作品を応募してくださった皆さんありがとうございました。皆さんの作品から世界みんなが一緒にSDGsの目標達成のために取り組まなければならないことが伝わってきました。2030年 地球上のみんなの幸せが叶う世界になっていますように。

※今回の応募作品43点は、2022年夏頃にJICA四国センターフリースペースでも展示予定です。