(香川)JICA海外協力隊が県庁へ表敬訪問しました

2021年5月18日

左から、伊藤さん、上原さん、浜田知事、三野さん

 2021年4月27日、JICA海外協力隊として派遣されていた3名が活動期間終了に伴い、香川県庁で浜田知事に挨拶と活動報告のため表敬訪問を行いました。
 3名はコロナ感染拡大の影響を受け、2020年4月に一時帰国し待機していましたが、再派遣が叶いませんでした。
 三野正二郎さん(派遣国:コスタリカ/職種:柔道)は、柔道場の巡回指導や、コスタリカ内での柔道の普及に努めました。活動途中での帰国となり現地でお世話になった方へ挨拶ができなかったことを悔やまれ、協力隊としての任期は終了したが、また絶対に現地を訪れお礼がしたいと話されていました。
 上原歩さん(モンゴル/音楽)は、小中学校での音楽の授業や現地教師に向けた授業方法のアドバイスを行っていました。活動途中の帰国となり、心残りなところもあったそうですが丁寧に活動報告をされていた様子が印象的でした。
 伊藤卓巳さん(ウズベキスタン/観光)は、観光案内所で現地の学生ボランティアに実地指導を行っていました。コロナの影響で現地赴任後すぐの帰国となったため、現地での活動は限られていましたが、帰国後も日本からオンラインでガイド指導を行っていたという伊藤さん。コロナが収束すれば再赴任したい、と目を輝かせて話されていました。

 浜田知事からは、各赴任国のコロナの状況を中心に質問や感想をいただきました。限られた時間でしたが、隊員は現地での経験を報告することができました。