【出前講座】外国語教育での異文化理解 愛媛大学附属小学校

2021年11月29日

1回目:オンライン顔合わせ 英語が好きな人!

2回目:英語で道案内をしよう!

2回目:対面授業

3回目:セネガルについて知ろう!

3回目;セネガルの服の紹介

 愛媛大学附属小学校の5年生の学級で、全4回の外国語教育(英語)の授業を通してコミュニケーションや異文化理解について学びを深めました。

 愛媛県国際協力推進員の大石さんと英語でコミュニケーションを図りながら、言語能力向上を目指すとともに、「伝えたい」「分かりたい」という話し手と聞き手の気持ちを大切にする授業を担任の先生が目指したものです。
 1回目はオンラインで顔合わせをし、2回目以降の授業にむけてリラックスした雰囲気を作りました。児童たちは英語を積極的に使いたくさんの質問をしました。
 2回目の11月4日は対面で、児童たちが英語を使って松山のいろいろな場所を、ロイロノート(※)や手作り地図を使って道案内しながら教えてくれました。英語に苦労しながらも、児童たちの伝えようとする一生懸命な姿勢が見られました!

 3回目の11月24日は、児童たちが松山の魅力的な場所を教えてくれたお礼に、大石さんが協力隊の赴任地であったセネガルについて英語と日本語を交えて紹介しました。
 セネガル紹介の後で「国際協力って、そういうことだったんだ」とつぶやいている子や、「日本とアフリカとのちがいを、初めて自分で考えた」という児童などがいて、様々な学びがあったようです。
 次回の4回目が最後となりますが、「実際に外国人に質問してみよう!」という形で児童たちが外国の方と交流できる場を作ります。

 言葉の壁に関わらず、コミュニケーションは心が大切だと思います。英語などの言語に自信がない人も「言いたいことを伝えたい」「言っていることが分かりたい」そんな気持ちをもって、外国の方と接してみてください!

 JICA四国では、様々な内容に応じて開発教育に関連した出前講座を行なっています。ご興味がある先生方、また教育関係者などいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!

※ロイロノート:学校・教室でインターネットを使って学習支援を行うためのプログラム、システムアプリケーション