【出前講座】アフリカ出身の留学生と国際交流 愛媛大学附属小学校

2021年12月21日

英語で質問しました。

男の子たちとこま回しをしました。

女の子たちがけん玉を教えてくれました。

Rotten eggがハンカチ落としと同じだと気付きました!

ナイジェリアのダンスをしました。

 12月15日に愛媛大学に留学しているJICA長期研修生のマドレさん(南アフリカ出身)とオガスタンさん(ナイジェリア出身)が小学校を訪れ、元気な児童たちと国際交流を行いました。
 始めにマドレさんとオガスタンさんが英語で簡単な自己紹介をし、その後で児童たちから質問を受けました。「What is your favorite animal?(好きな動物はなんですか)」「Where is your position for soccer?(サッカーのポジションはどこですか)」など、児童たちは知っている英語を使って一生懸命相手のことを知ろうとしていました。

 そして文化交流を行いました。児童たちは、けん玉・福笑い・こま・折り紙の4つのブースに分かれ、日本の遊びを英語で説明しながら実際に一緒に遊びました。ノートに準備した英語文を見ながら説明したり、ジェスチャーを使って伝えようとするなど、遊びを通してコミュニケーションの工夫を行なっていました。
 マドレさんは南アフリカの遊びを紹介してくれました。「Rotten egg」と呼ばれるゲームは日本のハンカチ落としとほぼ同じで、説明を聞いていた児童たちは「ハンカチ落としだ!」と気づき、遠く離れた国同士でも似たような遊びや文化があることを学んだようでした。オガスタンさんはナイジェリアのハウサ族のダンスを紹介し、児童たちはナイジェリアに民族がたくさんあることにびっくりしながら、輪になって一緒に踊りました。

 この授業のゴールだった「お互いの文化を知る・楽しむ」「英語で話す」は達成され、児童も長期研修生二人も終始笑顔で過ごすことができました!児童たちは「英語は難しかったけど、二人と一緒に楽しめてよかったです」「似ている文化があったり、違う文化のことを知れてよかったです」と感想を教えてくれました。

 最近では多様化、多文化共生という言葉をよく聞くようになりました。お互いを理解し認め合うためには、まずは「知ること」「気づくこと」が大切だと思います!愛媛大学附属小学校のみなさん、楽しい学びの機会をありがとうございました!