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チョコレート×フィリピンのミンダナオ島でwin-win-winなビジネス展開

"カカオを通して世界を変える"Dari Kの挑戦

Dari K株式会社(京都府京都市)は2017年5月よりフィリピンで実施中の「ミンダナオにおけるカカオの生産性向上ならびに高付加価値化に関する案件化調査」で、カカオ栽培によるアグリビジネスモデルの検証を行っています。

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カカオポッド

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焙煎後のカカオ豆

ミンダナオ島は台風の影響を受けにくく、土壌は通気性がよく保水性もあるため、カカオ栽培に適した土地であり、フィリピン産のカカオ豆の91%を生産しています。しかしフィリピンのカカオ豆生産量は世界の0.1%のシェアにとどまっているのが現状です。世界的にカカオの需要が増大するなか、他国のカカオと比べ、品質やブランディングなどの高付加価値化が大きな課題となっています。

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技術指導の様子

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チョコレート作りワークショップの様子

Dari K社はカカオ豆の栽培からチョコレートに加工するまでの一貫した技術を持っています。同社のビジネスモデルでは、チョコレートの原料となるカカオ豆を単に生産者から買い付けるだけではなく、実際に生産農家に技術指導を提供することで、素材としてのカカオ豆の品質の向上を図っています。

そうして出来た高品質なカカオ豆を農家より買い取ることで、Dari K社にとっては原料の品質で差別化が出来る一方、生産農家は生産性の向上によりカカオ豆の生産量が増加し、且つその品質の高さから通常よりも高値で販売できるため、農家の所得向上につながることが期待されます。さらに消費者は、素材からこだわった美味しいチョコレートを楽しめる、というwin(Dari K社)-win(生産者)-win(消費者)な状態を生み出すモデルです。

このwin-win-winなビジネスモデルにより、ミンダナオのカカオ産業を振興し、同地域の人々の生計の向上と、発酵、選別、乾燥、焙煎、製造、パッキングなど、少数民族や女性、若者などの雇用創出に貢献することが期待されます。

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原材料のカカオ豆

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Dari K社チョコレートトリュフ

調査で分かったこと・今後の展開

フィリピン政府はカカオ産業を強く支援している一方で、カカオ加工業者はとても少ないことがわかりました。Dari K社は、案件化調査を通じフィリピン政府のカカオ産業における取組みや、フィリピン国内のチョコレートの市場調査を行い、ビジネス展開へ向け着々と準備を進めています。調査終了後は、フィリピンに進出し、世界水準のカカオ加工業者の育成に取り組む意向です。

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