大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト フェーズ2−ソロモンの魅力的なカウンターパートたち−

2017年11月29日

所属先:Secretariat of the Pacific Regional Environment Programme (SPREP)
JICA専門家 尾上保子

みなさん、初めまして!
私は現在、大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト フェーズ2、通称J-PRISM IIの業務調整専門家としてサモアに派遣されており、ソロモンを含めた大洋州の8か国を対象とした活動を行っています。ソロモンを訪問するのは今回で2回目ですが、普段暮らしているサモアとは違った雰囲気なので出張で訪れるのが楽しみな国の一つです。

今回の出張目的は、ソロモンでのプロジェクト活動を詳細に検討してカウンターパートの皆さんと合意することでした。なんか難しそうなことを言っているな、という感じですが(実際、”詳細に検討する“というのは大変ですが。)、私としては普段はなかなかお会いできないカウンターパートと話ができ、考えを共有できるので好きな活動です。

ソロモンの主なカウンターパートは、環境省、ホニアラ市役所と保健省の方々です。ソロモンのカウンターパートは、大洋州地域の中でも「チームワーク」で有名なんですよ(ソロモンのカウンターパートは、J-PRISM IIの前身プロジェクトであるJ-PRISMフェーズ1(通称:フェーズ1)で2回Best Counterpart Team Awardを受賞しました!)。

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プレゼンテーションするWendyさん

環境省で主にお話ししたのはRosemaryさんとWendyさんという女性の方です。RosemaryさんはYes、Noがはっきりしていて頼りになるお姉さんみたいなタイプ。すぐ笑う楽しい方で、こちら側が「むむ、これを実際に行うのはちょっと難しいぞ」と思った話し合いも、最後は「ワハハハ」という笑いで終わるのが印象的です。一方で、Wendyさんはおとなしいけど芯の通った印象の方です。フェーズ1で大きく成長した方と伺っており、会議でもプレゼンテーションをしてくれました。フェーズ1では、様々な問題を環境省、ホニアラ市役所、保健省で協力して解決した経験があり、そういう活動をJ-PRISM IIでも行いたいと考えている様子でした。「機関を超えての協力」と言うのは簡単ですが、実施するのは大変なことです。それをトレードマークにしているソロモンの良いところを、J-PRISM IIでもさらに光らせていただきたいと思います!

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個人的にKellyさんの髪型が大好きです

ホニアラ市役所では、City ClerkのKellyさん以下、Georgeさん、Ellaさん、Marcyさん、Eddieさん、Joeさん他にお会いしました。Kellyさんはとても気さくで、考え方がとても実際的でありながら、「よりよい廃棄物管理のためにはここを改善したい!」といった意思を強く持っていらっしゃる方です。廃棄物収集の委託業者を管理する部署の長であるGeorgeさんは、とても真面目で頼りになり同僚からの信頼も厚い方、処分場の管理を実際に行う部署の長であるEddieさんは、仕事に対しての誠実さを感じる方です。

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Joeさん(中)、PNGの処分場で

そして、忘れてはいけないのがJoeさんです。Joeさんは、処分場の責任者をされており、PNGで行われた研修では、ホニアラ市の処分場管理の経験を他の国からの参加者に共有しました!廃材を用いての処分場施設の改善が可能なことが分かったと感想を書いてくれる参加者が多く、今回の経験が彼の自信につながるとよいなと思いました。

近くでカウンターパートといつも仕事をされている短期専門家の方はカウンターパートについて「とてもいい人達!」と語ってくれます。ソロモンは廃棄物管理の技術的な面ではまだ未熟な国かもしれませんが、まじめなカウンターパートがいるのは素晴らしいですよね。J-PRISM IIでは、1)ホニアラ市の廃棄物管理能力の向上、2)ホニアラ市とギゾ市の廃棄物管理に関する学びを他の地域にも共有、3)持続的な廃棄物管理のための経済的方策の特定、を柱として活動を行っていきます。今後の活動の進展が楽しみです!