過去に実施したプロジェクトのその後-ホニアラ新埠頭案件の今-

2019年6月18日

2016年7月に竣工し、同年8月から運用開始されたホニアラ新埠頭(第2埠頭)は、2017年の瑕疵検査を終えてから現在まで、フル稼働での利用が続いています(埠頭稼働率表参照)。

埠頭稼働率表

  2018年
新・旧埠頭合計
2014年(事業完了前)
旧埠頭のみ
1月 71% 19%
2月 52% 16%
3月 77% 23%
4月 81% 16%
5月 94% 23%
6月 77% 19%
7月 94% 19%
8月 100% 16%
9月 100% 19%
10月 71% 16%
11月 81% 19%
12月 90% 16%
平均 82% 19%

また新埠頭が加わったことにより、沖合で接岸を待つ船舶の待ち時間が大幅に削減され、現在の待ち時間は“0”の状態となっています(接岸待機時間表参照)。

接岸待機時間表

  2018年
新埠頭
2015年
旧埠頭
1月 0時間 96時間
2月 0時間 122時間
3月 0時間 108時間
4月 0時間 78時間
5月 0時間 120時間
6月 0時間 142時間
7月 0時間 103時間
8月 0時間 88時間
9月 0時間 110時間
10月 0時間 216時間
11月 0時間 184時間
12月 0時間 288時間

これまで港湾公社は、荷揚げ管理の強化、コンテナヤードの整理と利用の効率化、また日常の維持管理に取り組んできており、港湾監視システムの導入、夜間照明の増強等、現在も港湾機能強化に努めています。

その努力の結果、2018年には、ソロモン国内公社で第1位の収益を上げ、また大洋州内の港湾で第3位の収益を上げるまでになりました。

港湾公社CEO(Chief Executive Officer、最高経営責任者)Eranda氏は、港湾機能改善向上へ強い熱意をもって取り組んでいます。ICAはソロモン港湾公社をとおしたソロモン国の海上物流能力強化への支援を続けます。

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