無償資金協力プロジェクト「ジュバ市水供給改善計画」の起工式を開催、イッガ副大統領が出席。

2013年10月17日

10月17日(木)、南スーダンの首都ジュバで、当国初の無償資金協力プロジェクト「ジュバ市水供給改善計画」(注)の起工式をジュバ浄水施設で開催した。ジュバ市内の上水道カバー率は現在わずか3万人であり、本プロジェクトが完了すると、公共水栓および給水車を通じて安全な水へアクセスできる人口が約40万人へと飛躍的に増加する。

本案件への南スーダン側の期待の高さを反映し、起工式には副大統領、内務省大臣、電力・ダム省大臣・灌漑・水資源省大臣、中央エクアトリア州知事、ジュバ市長、日本大使館・JICA関係者、15社のテレビ、ラジオ、新聞各社を含め200名以上が参加した盛大な式典となった。

副大統領は式典で、「人間が生きるうえで最も必要なものは水である。多くの南スーダン人に安全な水を提供できるよう、日本が協力してくれることに大変感謝している。他にも日本と我が国南スーダンは、新ナイル架橋の建設と河川港の拡充を実施中で、南スーダン人が幸せを実感できるように、日本との緊密な連携をこれからも続けていきたい。」と言及し、日本との関係強化への意欲を示した。

(注)JICAは同無償資金協力プロジェクトに関連して、2008年には開発調査「ジュバ市水道事業計画調査」を実施し、必要な水道水供給量及び水道施設を提案するマスタープランを作成した。2010年から実施の技術協力プロジェクト「水道事業管理能力強化プロジェクト」では、水道公社の管理能力強化に向けた協力を行っており、ソフト面とハード面の両面に対する支援を通じた相乗効果の発現に取り組んでいた。本無償資金協力プロジェクトは、マスタープランで提案された事業の一部であり、浄水施設や送配水管の新設を行うものである。

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式典でスピーチするイッガ副大統領

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式典でスピーチするJICA南スーダン事務所花谷所長

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日本人専門家と協議する電力・ダム・灌漑・水資源省のジェマ大臣