ハルツーム2職業訓練センターフォローアップ協力

背景と目的

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1985年から3年間に渡ってスーダン労働省職業訓練局(当時)傘下の各職業訓練センター指導員を対象とした指導技法・教材開発等についての技術移転が実施されました。その活動を引き継ぐために1988年から91年まで首都ハルツーム市に所在するハルツーム2職業訓練センターを拠点として自動車科を中心に広く各科指導員への講習が行われました。

その後スーダンでは南北内戦が激化し、1993年にJICA事務所はいったん閉鎖されましたが、2007年に事務所を再開し、過去実施事業の見直しを行いました。その際、今後の地域住民の安全と地域の復興の進展を目的に、スーダン政府からは除隊兵士の社会復帰支援及び戦後の若年層への対処を切望されました。

そこで速やかでかつ目に見える協力の具現化として、かつて日本が支援を行っていたハルツーム2職業訓練センターへの支援を行うこととしました。

  • 実施細則(S/W)調印日:2008年4月27日
  • 議事録(M/M)調印日:2008年11月2日
  • 締結機関:職業・徒弟訓練評議会事務局
    (SCVTA:Supreme Council for Vocational Training and Apprenticeship)
  • スキーム:フォローアップ(FU)調査、機材供与

事業概要

本事業では、まずハルツーム2職業訓練センターの現状を専門家が検証し、必要となる機材についてスーダン側と協議を行います。そして、現状に見合った要望機材リストに沿って機材の調達を行います。機材供与終了後は、職業訓練指導員に対して日本人技術者を派遣し、演習を行います。また、供与される機材を有効に活用してもらうため、カウンターパートであるハルツーム2職業訓練センターに対してはメンテナンス技法も含めた研修も行います。

事業ハイライト

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本事業では北部スーダン職業訓練分野の「職業訓練システム開発調査」事業と密接に連携して実施することを想定しています。開発調査で策定するマスタープランの一部を現場で試行・検証する際に供与された機材が効果的に活用されることを念頭においています。