イブンシーナ病院腎疾患・腎移植棟オープニング式典

2009年11月16日

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スピーチをするハムザ院長

ハルツームにあるイブンシーナ病院敷地内に、当国保健省の支援のもと、新たに腎疾患・腎移植棟(Unit of Renal Diseases and transplant)が建設され、16日にオープニング式典が催されました。

イブンシーナ病院は日本政府の無償資金協力により、1982年末から建設が開始され、85年に完成した、消化器科・泌尿器科・耳鼻咽喉科の専門病院です。建設後も、日本政府およびJICAによって医療機材供与が実施されてきました。2010年には開院25周年を迎えます。

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スピーチをする副大統領

新設の腎疾患・腎移植棟オープニング式典には、アリ・オスマン・ムハンマド・ターハ第二副大統領も出席しました。イブンシーナ病院のハムザ院長は、スピーチの中で日本とJICAのこれまでの支援協力に関して言及し、謝意を示されました。そして、多くの患者が腎移植を待っていることを強調して述べたのを受け、式典に参加したスーダン人たちは、当施設のオープニングに歓喜の声を上げました。この新設棟内は、非常に清潔感があり、新しい医療機材、医療器具などが整っていました。

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新設の病棟

イブンシーナ病院では、1985年から92年までの7年間、技術協力が実施され、長期・短期専門家派遣、本邦・第三国でのカウンターパート研修、青年海外協力隊派遣などを組み合わせた支援が行われました。現在も、当病院への青年海外協力隊派遣の募集を続けており、継続的な日本との協力にハムザ院長も積極的です。

一方で、1983年に機材供与を受けて以来長年使い続けてきた機材の老朽化が進み、特にX線機材や診療台などは、傷んだ箇所をテープで補修しながら丁寧に使われています。日本から供与された機材を丁寧に使っている現実は、非常にうれしいものです。

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式典の様子

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開会式前に歌を披露するスーダン人

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会場の様子

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スーダンではお祝い事があると、主役を中心に集まり、両手を挙げてリズムを取り踊ります

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中心に囲まれたハムザ院長(右)が担がれてリズムを取っている様子

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イブンシーナ病院外観

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病院の入り口には日本とスーダン両国の国旗が掲げられています