2003年2月2日(日)まで東京体育館で開催された「東レ パン・パシフィック・テニス」会場で来場者から} 寄付を受けたテニスラケットが、JICAを通じてアジアなどの開発途上国に贈られることになりました。JICA側からは「JICAオフィシャルサポーター」として活動中のテニスプレーヤー、伊達公子さんが代表としてラケットを受け取りました。
この企画は、「東レパン・パシフィック・テニス」とアジアテニス連盟(ATF)、JICAが協力して実現したものです。大会期間中に集められた約200本のテニスラケットは、世界各地でテニスを教えているJICAの青年海外協力隊員のテニス指導に役立てられます。伊達さんは2月23日から28日までバングラデシュを訪問。首都ダッカの「国立スポーツ学院」でテニスを指導している青年海外協力隊員、丸谷圭二さんへ60本のテニスラケットを手渡しました。
現在、テニスを指導する青年海外協力隊は、バングラデシュ、ベトナム、モンゴル、シリア、モルジブ、ジャマイカの6カ国で活躍中で、エクアドルではシニア海外ボランティアもテニス指導をしています。