キッズテニス イン マラウイ

伊達公子さんアフリカの大地でキッズテニスを開催!

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伊達さんスマイル、アフリカに上陸

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アフリカの大地に初上陸

JICAサポーターの伊達公子さんが、5月9日から16日までの8日間に亘り南部アフリカのマラウイ共和国を訪問し、青年海外協力隊や一村一品運動など現地で展開されているJICAの活動を視察しました。また、現地の子どもたちにテニスを通してスポーツの楽しさを伝える「キッズテニス!」を2回開催しました。そのときの様子を、レポートします。

JICAのサポーターとして海外を訪れるのはベトナム、バングラディシュに続いて3回目。

テニスプレイヤーとして世界を駆け回っていた伊達さん。もしかしたらアフリカ大陸も既に訪問済みかと思いきや「アフリカは初めてです」とのこと。初めてのアフリカ大陸は、伊達さんの目にどう映るのでしょうか。

JICAの活動訪問

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脳性麻痺の幼児のリハビリをする加納美由紀隊員

NGOが母体となって運営されている小児対象のリハビリテーション施設を訪問。ここのデイケア部門では、加納美由紀隊員が脳性麻痺、知的障害、学習障害などの小児を対象に、母親とともに器具を活用したリハビリを行っている。

また、同じ施設の職業訓練部門には松本亜也隊員が派遣され、ミシンを使った縫製技術を指導している。

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一村一品運動で生産された牛乳パック

マラウイでは、日本での一村一品運動発祥の地である大分県との交流を通し、全国の4箇所でパイロットプロジェクトをJICAの支援を得て実施しています。今回伊達さんが視察したのはブンブウェ村の牛乳加工プロジェクトとカチェンチェ村の女性グループによる魚加工プロジェクトの2箇所。

牛乳加工プロジェクトでは、酪農グループの代表者への挨拶で、伊達さんが「実は私、牛乳が大の苦手なんです...」と衝撃の告白。会場は爆笑の渦につつまれ、場の雰囲気がいっそう和やかになりました。

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魚の干物作りの説明を女性グループ代表から受ける

また、魚加工プロジェクトでは、お揃いの衣装に身をつつんだ女性グループによる歌と踊りで熱烈な歓迎を受けました。女性たちは貴重な現金収入源となるプロジェクトを切り盛りしていました。

ロビ地区では、野菜、果樹、土壌肥料、病害虫、といった分野で青年海外協力隊員のチーム派遣が行われ、農作物の安定した供給を目指しています。チーム派遣された隊員たちは、圃場の管理を行い土地に適した栽培方法の指導をしています。

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ロビ地区の農業普及所を案内する山田幸シニア隊員

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野原真知子隊員が理数科を教えるロビの中学校で伊達さんも授業を受けました。

キッズテニス

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「ハイーッ、ハイーッ」伊達さんのテンポよい掛け声がコートに響き渡ります。子どもたちはそのキビキビとした華麗な動きに目を輝かせていました

今回のマラウイ滞在中、伊達さんはドマシ市とリロングウェ市でキッズテニスを開催しました。普段スポーツで体を動かすことの少ない子どもたちは、最初は初めてのテニスに戸惑っていましたが、次第にボールを打つことの楽しさを感じ始めると生き生きとした目でボールを追いはじめました。

子どもたちはまだまだ体力が余っていたみたいですが、キッズテニスは2時間で終了。スポーツを通して体を動かすことの楽しさを十分に分かってもらえたのではないかと思います。

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真剣な眼差し

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「打ち返せたよ!

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みんなで記念撮影

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テニスの後はみんなでランチとおしゃべり。伊達さん、ありがとう!