2004年1月30日(金曜)から2月5日(木曜)
元サッカー日本代表でJ1ヴェルディのキャプテンを務めた北澤豪さんと一緒に、アフリカ南部のザンビア共和国でサッカー教室を開催しました!
国際協力機構(以下JICA)には、各界の有識者の方に事業内容を理解してもらい、そこで見聞したことを広く日本の国民の皆さんに発信してもらうことを目的とする「有識者派遣」というプログラムがあります。北澤さんには、そのプログラムに基づき2004年1月30日から2月5日まで、ザンビア共和国を訪問していただきました。
そして現地に滞在中、現在進行中の「JICAプロジェクト」を視察するのと共に、ルサカ市内のサッカーチームに所属する12歳以下の子供たちを対象に、「サッカー教室」も開催していただきました!
それでは早速、北澤さんのザンビア訪問の様子をお伝えしましょう!
2004年1月30日(金曜)から1月31日(土曜)
(成田)—(シンガポール)—(ヨハネスブルグ)—(ルサカ)。片道30時間をかけて、遠路はるばるザンビアにやってきました。この時期のザンビアは雨期だというのに、滞在中は雨が一度ポツポツと降っただけ。「最強の晴れ男軍団、ザンビアに現わる!」という記事が現地新聞に載ったとか載らなかったとか—。
今回、ザンビアを訪問したのは北澤さんのほかにブラジル人のジョゼ・レイナルド・フェルナンデス・シルバさん(元Jリーガー、現岐阜県中京高校サッカー部ヘッドコーチ)と篠原明さん(北澤さんのマネージャー)。この3人を結ぶ絆は、やはりサッカー。篠原さんもインカレ(全日本大学選手権)に出場した経験を持つ一流アスリートなのです。
2004年1月31日(土曜)から2月2日(月曜)
北澤さんは、ザンビア滞在中に多くの青年海外協力隊員の活動を視察し、その活動に対する理解を深めてくれました。北澤さんは隊員たちと世代が近いということもあり、時折冗談を交えながら、その活動内容について質問していました。
今回の活動視察に、ご協力してくださった隊員は次のみなさんです。
松原隊員が理数科教師として活動する学校では、山口県の学校から寄付されたサッカーボールの引き渡し式があり、北澤さんにも出席していただきました。北澤さんとレイナルドさんの華麗なリフティング技術に、子どもたちの興奮は最高潮に達しました。