研修員の家族が来日-笑顔あふれる再会-

2018年5月16日

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家族を迎える研修員の様子

2017年8月に来日した「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム」の19名の研修員は日本で初めての冬を越え、それぞれの場所で春を迎えています。大学の多くが春休みに突入し、研究にさらに力を入れる研修員、休みを利用して日本語の勉強に集中する研修員など、それぞれの春休みを過ごしました。その中で、来日から半年以上が過ぎた3月に、ようやく家族を日本に迎えることが出来た研修員が4名います。

家族の来日当日、研修員たちはそれぞれ、家族を歓迎する花束を用意し、スーツを着て出迎えをしました。空港の到着ロビーで再会し、満面の笑みで抱き合う姿から、彼らの家族としての絆の深さがとても伝わってきます。ある研修員は、自身が昨年現地を出発する直前に子どもが生まれ、この再会を心待ちにしていました。「子どもが生まれてすぐ自分は来日したので、子どもは自分のことを知らない。再会できてすごくうれしい。とても会いたかった。」と何度も子どもを抱きしめていました。
またある研修員は、「家族を迎えることができて、とてもうれしい。家族も日本での生活を気に入ると思う。自分が覚えた日本語を教え、一緒に勉強していきたい。」と喜びと意気込みを語りました。

家族が来日した後は、研修員自身で家族の住民登録などの手続きを行っています。研修員が来日して約半年ですが、来日当時は1人では出来なかった役所での手続きも、覚えた日本語を使いながらほぼ自力でできるようになりました。その姿に、この半年間の研修員の努力と成長が感じられます。
研修員19名、それぞれの場所で新学期が始まりましたが、家族を日本に迎えた研修員は、これからまた新たに家族との生活を日本で築いていきます。

(認定NPO法人 難民支援協会(JAR)福原)