【ボランティア通信】サラ、日本へ留学−ドドマ大学日本語専攻学生初の日本語教師を目指して−

2014年9月4日

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名前:松井智子
派遣期間1:2012年10月〜2013年8月
派遣期間2:2013年12月〜2014年10月
職種:日本語教育
配属先:ドドマ大学
任地:ドドマ州ドドマ市
出身:愛媛県

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講義風景:松井シニアボランティアと日本語専攻の学生(左端、一番手前がサラ)

サラ・マヘンデカとの出会いは、赴任して間もない2012年11月初めでした。が、その時の彼女の印象は薄くて憶えていません。授業が始まってしばらくして、図書館で一人黙々と勉強している姿を発見してから、気にかけるようになりました。

タンザニア初の公的機関における日本語教育としてドドマ大学で日本語コースが開講されたのは2009年10月。1年後には新入生3名を迎えて、日本語専攻課程(3年制)が開始されました。JICAボランティアが開講当時から日本語教師として支援を続けています。

サラは、2012年10月に入学した7名のうちの一人です。
赴任当時、どんな動機で日本語を学ぼうと思ったのか、学生に聞いてみると…ラジオ日本や近所に住んでいた協力隊員を通して日本に関心を持つようになった、或いは、日本の経済や技術発展の背景、または自分の知らない価値観や文化に対する好奇心からという理由が挙げられました。サラは、カンフー映画が好きで東洋に興味を持つようになったそうです。教師になりたいという強い意志を持っていて、クラスの中でも特に熱心な学生で、教師・教材・設備が不十分な環境で、コツコツ勉強を続け実力をつけて来ています。将来は日本語関連の研究をしながら日本語を教えたいとの夢を持っています。

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書初め:増井シニアボランティア(日本語教師)と日本語専攻の学生(「成功」を持っているのがサラ)

そんなサラが、日本政府の奨学金を得て、この10月から1年間、宮崎大学で日本語・日本文化の研修を受けることになりました。努力家サラの日本留学が実り多きものになることを祈っています。

【サラより−日本への留学を前にして】
JICAボランティアの先生から日本語を熱心に教えていただきました。日本留学を通して、言語だけでなく文化、習慣なども学んで、タンザニアで日本語を学びたいと思っている若い学生を指導できる日本語教師を目指したいと思っています。