【ボランティア通信】タンザニアの家族

2015年3月24日

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名前:仲江 智代
派遣期間:2013年7月〜2015年3月
職種:理数科教師
配属先:マウェンジ中等学校
任地:キリマンジャロ州モシ市
出身:東京都 江戸川区

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見慣れた景色

「ボニー。ニナシダー(I have a ploblem.)。」そう言って、私はいつもボニーのところに行く。鍵が壊れた、パイプの詰まり・水漏れ、電気がつかない、などなどなど。家のトラブルをいつも解決してくれるのは、学校にある売店のおじさん、ボニーである。植木の手入れや、寮生の面倒、朝7時から夕方6時まで、週6日間、長期休みもなく働いている。それなのにいつもニコニコしている。

「トモヨ—。ンジョー(おいで)!トモヨ—!」と声がする。隣の部屋で、ママ・コニーが先生用のチャイ(紅茶)を作っている。日本語で返事をし、マイカップをもってお茶を飲みに行く。ママはスワヒリ語で何やらしゃべっていて、私はただ相槌を打つ。大切な人が大けがをしたとき、ママのところに行って涙を流した。「神様がいるから大丈夫。」と言ってくれた。治った報告をしに行ったら、「ほらね、神様がいるって言ったでしょ。」だって。

「うん、うん。うん、うん。」警備員のジャクソンと話すとき、彼はだいだいうなずいているだけだ。あとは、「トモヨの友達のナントカちゃんはかわいくて好きだ。」とかいう話しかしない。「私の事はどうなんだ?」と聞くと、"Wewe? Kamakawa.(ん?お前は普通。)" と返してくる。いつもそんな感じだが、夜中に見回りをする彼の足音が窓の外から聞こえると、私はとても安心して眠れる。

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See my family

「レテ、ザワディ(お土産買ってこいよ)。」とジェーンはいつも言う。「何を?」「みかん。」「近所で買えるじゃん。」「なんでもいいんだよ。」自分のことを忘れないでいてほしいという意味ということのようだ。口は悪いけど、いつも助けてくれる、年下だけど、おねえちゃんみたいに頼れる、一番の友達。

あとからあとから書きたい人が浮かんでくる。気が付けば、大切な人がたくさんできたタンザニア生活だった。出会いに感謝。