青年海外協力隊50周年記念式典 inタンザニア−協力隊50年の足跡と今後のALL JAPAN協力の可能性−

2015年8月11日

【画像】

国際見本市で日本ブースを見学する宇野さん

2015年7月8日に、青年海外協力隊50周年記念式典をタンザニア・ダルエスサラームにて実施しました。

2015年は青年海外協力隊事業が開始されて50周年ということで、現役ボランティアと日系民間企業の方々との交流の機会を設け、今後のALL JAPAN協力の可能性を開く会合となりました。

7月7日まで開催されていたタンザニア国際産業見本市へ出展されていた17社の日系企業から協力隊OBOGを含めた29名をはじめ、タンザニアで技術協力プロジェクトや調査などで活動する協力隊OBOG22名、現役ボランティア67名、大使館・JICA関係者などと合わせて約140名が集いました。

【画像】

50周年記念式典で講演する宇野さん

式典では、タンザニアの初代隊員として1967年からタンザニアで活動し、その後は日本でNHKスワヒリ語放送アナウンサーやタンザニア国賓来日時の通訳として活躍されてきた宇野みどりさんが講演されました。協力隊として派遣された当時は活動上の資機材のみならず生活物資もほとんどない中での苦労があったが、タンザニア政府の担当行政官が日本の若い隊員たち一人ひとりの顔と名前を憶えて配慮されていたようです。それから約50年。タンザニアも見違えるほど発展し、日本企業にとっても投資の魅力のある国になったことを踏まえ、協力隊のようなタンザニアの歴史や文化を熟知した情熱のある若者を民間企業は一層活用していけるのではないかとの期待を込めたメッセージが出されました。

式典後の懇親会では、現役ボランティアと日系企業の方々が相互に情報・意見交換を行い、日系企業の方にタンザニアでのボランティア人材・活動に具体的なイメージを持っていただくことができたのと同時に、現役ボランティアにとっても協力隊後の自身の進路を検討する貴重な機会となりました。

【画像】

地元TV・ラジオ出演する宇野さん

今回の式典参加に併せて、宇野みどりさんはピンダ首相夫人をはじめとして協力隊時代およびその後のタンザニアとの関わりの中での築かれたタンザニアの要人との旧交を温められたり、現地のTV・ラジオにも出演されたりする中で、協力隊事業の有用性をタンザニア社会にもアピールしてくださいました。

2017年1月には、タンザニアに協力隊が派遣されて50周年を迎えます。今度はタンザニア社会に青年海外協力隊のこれまでの活躍と今後の更なる協力を改めてアピールする機会を持つことを予定しています。