【ボランティア通信】「ウキリグル農業研究所のナネナネ出展」

2015年8月27日

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名前:佐藤圭
派遣期間:2014年6月〜2016年6月
職種:食用作物・稲作栽培
配属先:ウキリグル農業研究所
任地:ムワンザ州ミスングイ県
出身:北海道

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ナネナネでのウキリグル農業研究所ブースの様子

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タンザニアのイネ品種について説明する同僚

8月1日から8日にかけて約1週間、私の任地であるムワンザ州でもナネナネ農業祭が開催され、本当に沢山の住民の方々が訪れて賑わいを見せていました。

私の配属先であるウキリグル農業研究所も例年通り出展し、各部署が研究成果を示したポスターや研究に使う実験器具などを展示しました。それぞれ、どんな研究を行っているのかを所員が説明し、農業研究に興味を抱く老若男女が足を止め、真剣な眼差しを向けて聞き入っていました。例えば、イネ研究チームはタンザニアに普及しているイネ品種の種子を展示して、それぞれの品種がどの様な特徴を持つかについて、また昆虫研究チームは害虫の標本を展示して、それぞれの害虫がどの作物にどの様な被害をもたらすかについて、各部門の専門分野を一般の方々にも分かりやすいように説明していました。テントの外に設けられた展示圃場には、ウキリグルで開発されたワタの品種やタンザニアで普及する他の作物の品種が植えられて、訪れた方々の興味を惹いていました。

私の所属する天然資源部門は土壌分析や地理情報データのマッピングを行っているので、タンザニアにおける土の種類とそれぞれの特徴について実物とポスターを展示しての説明や、地理情報データが可視化された地図をポスターにして展示を行いました。私にはこれらの専門分野について説明できるほどのスワヒリ語力はないので、同僚が説明をしている際に訪問者の方に該当の展示物がどれか分かるようにアシストするなどを行っていました。訪れた農家の方々から寄せられる「自分の土地はこの土の種類だが、どの作物があっているのか?」などの質問に対して、真剣に答える同僚の姿が印象的でした。

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ソルガム品種の圃場展示

堅苦しいイメージのある農業研究分野ですが、農業祭での展示を通してそれをより身近に感じてもらう良い機会になったと思います。