【ボランティア通信】ストリートチルドレン芸術祭

2015年10月13日

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名前:佐藤健
派遣期間:2014年3月〜2016年3月
職種:PCインストラクター
配属先:ルンゲンバ地域開発訓練校
任地:イリンガ州マフィンガ県ルンゲンバ
出身:宮城県

9月17日に日本のNGO団体「ストリートチルドレン芸術祭」よりタンザニアのキベナ小学校へ寄付金の贈呈が行われました。

「ストリートチルドレン芸術祭」は路上生活を強いられている子どもたちに特化した芸術祭を開き、世界中の子どもたちを支援する日本のNGO団体です。活動の主軸には、子どもたちの絵を使ったチャリティカレンダーの製作と原画展があり、活動を通じて多くの人々に子どもたちの絵や彼らのメッセージを伝えています。「誰も自分のことなど気にかけてくれない」という気持ちを持ちながら生きている子どもたち、親をなくし学校へ行けない子どもたちの描く作品を通し、彼らの存在や夢・希望を世界中の人々に感じてもらうために活動を行っています。

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原画展の写真をみせながら子どもたちに説明

私の配属先の近くにあるこのキベナ小学校は私立の小学校で、学校の予算が許す限りでイリンガ町のストリートチルドレンを受け入れ、共に学び生活する機会を提供しています。最初にこの小学校の先生に出会ったのは地域のダラダラと呼ばれるローカルバスの中でした。当初赴任して間もなかった私に先生から話しかけてきて、小学校のことを始め、このイリンガ州が抱える様々な問題を知りました。そしてこの先生もまた幼い頃、このイリンガでストリートチルドレンとして生活していたとのことでした。

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チャリティカレンダーを手にして嬉しそうなファウスタちゃんと先生

私は「ストリートチルドレン芸術祭」の活動に、キベナ小学校の子どもたちにもぜひ参加してもらいたいと思いました。そして2014年の8月頃、キベナ小学校からも子どもたちが描いた絵を日本に送り、日本で原画展を通じ沢山の人に作品を見て頂きました。またチャリティカレンダーにも2作品、キベナ小学校の子どもたちの作品が選出され、タンザニアの伝統ダンスの絵を描いたファウスタちゃん(9才・小学3年生)の作品は岡田元駐タンザニア日本国大使より選出して頂きました。後日、日本で原画展が開かれた様子の写真とチャリティカレンダーをキベナ小学校へ届けた際は、子どもたちは照れながらも嬉しそうにしていました。

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日本(東北福祉大生)とSKYPEで交流

そして9月17日、チャリティカレンダーの収益で得られた寄付金贈呈式。ストリートチルドレン芸術祭の主体となって活動している東北福祉大学の学生たちとスカイプで結んで行いました。日本の学生からの「今、あなたにとって一番楽しいことはなんですか?」という質問に、子どもたちは恥ずかしそうに答えていました。タンザニアの子どもたちにとっても、日本の大学生にとっても本当に良い機会になったのではないかと思います。

活動期間も残り半年弱ですが、最後まで自身の配属先はもちろんタンザニアの子どもたちや日本の学生たちのためにできる活動をやっていきたいと思います。