【ボランティア通信】縁は異なもの味なもの

2016年4月26日

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大河内 悠貴
派遣期間:2015年1月〜2017年1月
職種:PCインストラクター
配属先:バガモヨ県庁初等教育局
任地:プワニ州バガモヨ県
出身:福島県

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ぶんぶんごまに挑戦

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バガモヨ。後ろが小学校の校舎

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笑顔で”SAYONARA”

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下校中の子どもたち

縁は偶然と成り行き。でも、それは変化をもたらすもの。

2016年3月3日、タンザニアの小学生78名と日本の小学生88名に縁が生まれた。
いろいろな偶然が重なって、彼らはSkypeで交信することになった。
お互いの国の言葉で挨拶を交わし、お互いの国について質問し、日本の子供が手作りしたオモチャで一緒に遊び、タンザニアの歌と踊りを披露した。普段は良く言えば元気いっぱい、悪く言えば遠慮を知らないタンザニアの子供たちが、このときは恥ずかしがって大人しかった。早口、それも小さな声でしか話さず、日本の子供たちの方がよっぽど無邪気にはしゃいでいた。でも、そんな日本の子供の様子をみて、タンザニアの子供たちもうれしそうに笑っていた。

タンザニア側の子供達が住むバガモヨという街はちょっとした観光地なので、外国人は珍しい存在ではない。旅行客は毎日のように目にする。でも、目にすることと出会うことは違う。まして、相手は自分達と同年代の子供だ。さすがに子供の旅行客は滅多にいない。時間にしてわずか40分ほどだったが、この出会いは新鮮なものだっただろう。この交信が親交へと深化していき、信頼が築かれていく。そうなることを願う。

「外の世界」に触れた経験は、子供達に変化をもたらした。タンザニアで街を歩いていると、子供がよく「チナ!」とふざけて呼んでくる。でも、日本の子供と縁が生まれた彼らは、見境なく「チナ」と言うこともしないだろう。今では、代わりに「コンニチワ!」と言ってくる。

さらにこれから先、この縁が子供達の人生にどんな影響をもたらすかはわからない。でも、この経験に啓発されて計慮を重ねた結果として、人生を変える契機になるかもしれない。思考が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば性質が変わる。性質が変われば運命が変わる。

縁は偶然と成り行き。でも、それは運命を変えるもの。