【ボランティア通信】もっと練習したいという気持ち

2017年5月24日

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名前:横山 萌美
派遣期間:2015年6月〜2017年6月
職種:美容師
配属先:VETA SONGEA
任地:ルブマ州ソンゲア市
出身:東京都江東区

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結婚式ヘアの練習

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メイクデッサン中の生徒達

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広告活動に協力してくれた同僚

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編み込みをする生徒

「練習したいけど、あの子は髪の毛短すぎるからまだ編み込めないし、他の子は最近編んだばかりだし、まだほどきたくないって。今日は練習が出来ないなぁ…」
こんなセリフを何度も耳にしたことがありました。

私は職業訓練学校にある美容科で活動をしています。
タンザニアでは幼い頃から編み込みが得意な子も多く、編み込み師としての世間的地位はとても低く感じられます。
その為、わざわざ高額なお金を出してまで入学希望をしてくる生徒はとても少ないのです。
生徒が少ないと、実際の髪の毛を利用した編み込み練習、薬剤を塗布する施術練習等何も出来ない状態が続いてしまいます。
しかも美容科は短期コースの為、3ヶ月という期間しかありません。生徒が数人しかいない状況で次の生徒を待っている暇はありませんでした。

そこで私は技術移転の活動から生徒募集への活動に方向転換しました。
継続的にアピールの場が設けられるようFACEBOOKのオフィシャルページを作成。タンザニア人はSNSが大好きなので、美容科の存在を少しずつ知ってもらえるように。

まだまだ生徒は少なかったので、街に広告を貼ろうという提案をしました。
同僚には街に貼りに行く作業が面倒に感じたのか、なかなか重い腰を上げてはもらえませんでしたが、「この活動は私の活動ではなく、一緒に生徒を増やしていく為の私たちの活動だよ」
と二人でじっくり話しをし、同僚は共に街に出て広告活動をしてくれました。
スワヒリ語が上手ではない私に代わり、同僚は率先して広告を貼るお願いをしてくれました。
残念ながら断られてしまったお店もありましたが、もともと貼る予定の部数はなんとか全て張ることができました。私にとって同僚と共に活動が出来たことがこの2年間で一番嬉しい出来事でした。

広告を貼って一週間後、「広告を街で見た。この科で勉強したい!」という子が訪ねてきました。
もっともっと生徒が増えてみんながたくさん練習できますように…。