【ボランティア通信】シリーズ3 短期野球ボランティアの1日

2018年3月29日

2018年2月から3月の1か月間、福岡教育大学の学生7名が野球の指導および普及活動のために大学連携(注)の短期野球ボランティアとして派遣されました。

シリーズとして、7名の活動を順次紹介していきたいと思います。

(注)1)途上国の開発への貢献、2)グローバル人材の育成を目的とし、JICAと特定大学が連携をし、ボランティア派遣を行っています。

名前:村木 開
派遣期間:2018年2月~2018年3月
職種:野球
配属先:タンザニア野球ソフトボール協会
任地:ダルエスサラーム
出身:福岡県

HABARI!短期野球ボランティアでダルエスサラームに派遣されている7人の中の1人、村木 開です。今回のボランティア通信では、3月10日(土)にJUFUDI SECONDARY SCHOOLで行った活動の様子をご紹介します。

この日の活動概要

私たちは今回の活動全体をとおして合計3つのSECONDARY SCHOOL(以下、S.S)で活動を行ったのですが、今回の活動場所であるJUFUDI S.Sの野球部の子どもたちは、他の学校の野球部に比べ初心者の割合が多いところです。この日はそんなJUFUDIにナショナルチームや地方の野球チームから子どもたちが集まり、親睦を深めるためのゲームが行われました。

また、その後はJUFUDI S.Sの教頭先生宅を訪問させていただきました。これは現地で生活している人々と交流する機会を私たちに与えてくれるためにボランティア調整員の方が企画してくださったものです。

それでは、この日の活動内容を紹介します。

活動スケジュール

6:30 起床
7:00 朝食、準備
8:15 ホテル出発
9:10 JUFUDI SECONDARY SCHOOLに到着
9:30 自己紹介
9:45 ウォーミングアップ(ランニング・体操・キャッチボール)
10:30 ナショナルチーム VS 学生ボランティアチーム
(女子ソフトボールチームA VS B)
11:30 少年野球チームA VS B
12:15 練習終了
12:30 JUFUDI S.S 教頭先生宅訪問
13:00 近所の方々との交流
14:30 近所の方々との会食
15:15 教頭先生とのお別れ
17:00 ホテル帰着(活動終了)

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JUFUDI S.Sのグラウンド まだまだ、日本の野球グラウンドには程遠いですが、 今まで活動を行っていたグラウンドの中でも広く、地面の質が均一だったため、野球を行うのに向いているなと思いました。 このグラウンドを見て「いいグラウンドだ」と思えるのは、君たちがタンザニアの野球環境に慣れてきた証拠だねと、シニア海外ボランティアの岩崎さんがおっしゃっていました。

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ジャイアンツアカデミーから寄贈されたボールを渡してきました! 写真に写っている人物は左から順に、 短期ボランティア・中島くん、 タンザニア野球ソフトボール連盟、ソフトボール部門会長・カボネカさん、JUFUDI SSの野球部員の男の子。

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今日集まったのは、短期ボランティアの7名に対して、子供たちはJUFUDI S.Sの女子ソフトボール部員、野球部員、ナショナルチームのメンバー、少年野球チームの男の子たちなど、合計40名ほどいた。

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ボランティアチーム VS ナショナルチーム バッターは短期ボランティアの浜崎君、ピッチャーはナショナルチームのイブラくん

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試合終了! 2対0でボランティアチームが勝ちました! ナショナルチームの子供たちは悔しそうにしていましたが、「あした!(ありがとうございました)」と大きな声でさけびながら、しっかりとお辞儀をしていました。 JUSTICE、RESPECT、DISCIPLINE!

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少年野球チームを二つに分けて試合をしました。 結果はお互いバットが重すぎてロクに打てず、0対0でした。あらら。 それでも、子供たちは果敢にボールに食らいついていましたし、ヒットもいくつか出ました。今後の活躍に期待が持てます。

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グラウンドでの練習後、教頭先生のお宅にお邪魔しました!日本から葛飾北斎の富岳三十六景の絵柄が入った風呂敷をお土産としてプレゼントしました。

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その後、教頭先生に連れられ、ご近所さんにあいさつして回りました。その中で乳牛を飼っている方のお宅で自家製のヨーグルトを食べさせていただきました。とてもおいしかった!

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ご近所さんへのあいさつが終わり、教頭先生のお宅に帰り着くと、教頭先生のお友達が手料理を準備してくれていました!お米にカレーのようなスパイシーな味をつけたピラウという食べ物と、名前は教えてもらうのを忘れたのですが、すじ肉とジャガイモと人参がゴロゴロと入ったトマトベースのスープ、そして野菜を酢であえたもの、バナナをいただきました。 タンザニアにきて食べた料理の中で、一番おいしかったと言っていた短期ボランティアもいました。

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左にいらっしゃる女性が教頭先生で、右側にいらっしゃる方がご近所さんのエマニュエルさん。その他にもたくさんの近所の方々とお話しをしました。 楽しい時間をありがとうございました!ちなみに、私たちが渡した風呂敷を教頭先生は写真のように頭に巻いてくださっています。喜んでもらえて光栄です。

この活動を終えて

この日の活動は他とは比べて単発の活動でしたが、この活動は今後、大きな価値を生み出していくこととなると私たちは考えています。なぜなら、今まで一度もきちんと顔を合わせたことがなかったナショナルチームや女子ソフトボールチーム、少年野球チームなどが同時に集まり、お互いに高めあうことができる環境がこの活動で完成したからです。

今までは、そのような環境はありませんでした。もちろん、試合をしなくても練習さえしていれば能力は落ちません。しかし、やはり野球の楽しさをたくさんのこどもたちが共有することができるようにするためには練習試合を行うことは大変重要です。

同じチーム内で集まって練習をするだけでは、井の中の蛙で終わってしまうことになりかねませんが、このように他のチームと交流し、練習試合を行うことでお互いに切磋琢磨し合えることで、タンザニアの野球がより発展するのではないかと、私たちは期待しています。

今後、このJUFUDI SSが成長し、ダルエスサラーム地区にある他のSSとの練習試合を通してよりタンザニ甲子園のレベルが上がっていけばいいなと思います。頑張れJUHUDI!