【ボランティア通信】シリーズ4 短期野球ボランティアの1日

2018年4月3日

2018年2月から3月の1か月間、福岡教育大学の学生7名が野球の指導および普及活動のために大学連携(注)の短期野球ボランティアとして派遣されました。

シリーズとして、7名の活動を順次紹介していきたいと思います。

(注)1)途上国の開発への貢献、2)グローバル人材の育成を目的とし、JICAと特定大学が連携をし、ボランティア派遣を行っています。

名前:佐藤 奎弥
派遣期間:2018年2月~2018年3月
職種:野球
配属先:タンザニア野球ソフトボール協会
任地:ダルエスサラーム
出身:熊本県

【画像】

活動始めの説明

【画像】

テニスボールの試合

【画像】

軟式ボールでのバッティング

【画像】

軟式ボールでのキャッチボール

私は、JICAと福岡教育大学との大学連携で派遣された短期隊員の一人です。私たちは7名が大学から派遣され、約1か月間タンザニアで学校(Primary SchoolやSecondary School)に通う子供たちに野球を紹介し、その楽しさを知ってもらうこと、野球を通して人間関係の育成や社会性を育むことを目的とした活動を行いました。
お恥ずかしい限りですが、私は自ら進んでボランティアをするような人間ではありませんでした。しかし、そんな私が今回この派遣に参加したきっかけは、自分が今まで約15年間してきた野球が誰かの役に立ち、その知識や技術を生かすことができるというところに魅力を感じたからです。

3月13日(火)、本日の活動は、ダルエスサラーム郊外テメケにあるチャムジプライマリースクール。今日は、私たち短期野球ボランティアの活動最終週の初日です。毎週月曜日に訪れ、今日は3回目の活動でした。1回目の活動では、野球の基本であるキャッチボールとティーバッティングを紹介しました。基本的な練習であっても、野球をほとんど知らないタンザニアの子供たちにとってはすべてが新鮮で、初めて見たであろうボールやバットに大はしゃぎ、取り合いが始まってしまうほどでした。2回目の活動では、テニスボールを使った簡単な試合とグループで行うベースランニングの対抗戦を行いました。回を増すごとに、投げ方や打ち方が目に見えて成長し、勝ち負けの結果に感情を露にしている子供たちを見て活動のやりがいを実感しました。そして、今日はいよいよ最後の活動。試合中心の活動をしました。試合といっても、正式なルールではなく簡易版の試合で、2回目で行った試合をレベルアップし、軟式ボールと金属バットも使いました。ボールの弾み方やバットの重さは、今までとは全く違った感触で少し難しかったようでした。軟式ボールでのキャッチボールは、少し怖がっている様子もありましたが、取り組む真剣な表情から野球を楽しみながらできていることが伝わり、ボランティア冥利に尽きました。ここのプライマリースクールは、活動した他の学校とは違って午前の活動のみでした。子供たちと一緒に野球をもっとしたかった、というのが今の率直な感想です。

今回の活動で多少なりともタンザニアの子供たちに野球を紹介でき、その楽しさを知ってもらえたことは私自身大変良い経験となり、喜びもひとしおです。タンザニアでの活動が改めて野球の楽しさを教えてくれたようでした。ここで培った経験を、帰国後の私生活や勉学に生かせるよう日々励んでいきたいと思います。