エコツーリズムを通じて観光振興&国際交流を!

2010年1月21日〜24日

【写真】

首都バンコクから南へ約498Km。タイ南部地方は全部で14県あり、チュンポン県は一番北に位置します。名実ともに南タイへの玄関口となるのがチュンポン県です。

【写真】

SAWAN Thailandとシーヤパイ中高校の子供達(マングローブ植林の様子)

1月21日〜24日にかけて、南タイの玄関口であるチュンポン県にて、日・タイの子供たちによるエコツーリズム(自然体験型)形式のマングローブ植林活動が行われました。

チュンポン県チュンポン郡役所には、県の特色を活かした観光促進を支援するために、JICAより(青年海外協力隊 観光業 石井和由さん 20年度3次隊)が派遣されており、企画から当日の活動まで、これを支援しました。

今回の企画では、チュンポン県の豊かな自然を活かしたエコツーリズムを通じて、マングローブ林や海洋・沿岸生態系の保全・保護に対する理解、および日本・タイ国の友好を深めてもらうことを目標に、タイ国内に住む日本人の子供達の活動グループ(SAWAN Thailand:SAWANとはタイ語で「天国」という意味。)と地元の子供達が一緒に植林活動を行いました。なお、ボランティアと配属先のチュンポン郡役所だけでなく、タイ政府観光庁チュンポン事務所、チュンポン県、国定公園事務所、海洋・沿岸資源調査センター、シーヤパイ中高校など多くの地方行政や国営企業などの協力を得て実現しています。

参加したSAWAN Thailandの子供達30名は、ムコチュンポン国定公園にてマングローブの成長過程を学んだり、シーヤパイ中高校の生徒と一緒にマングローブの植林を行いました。また、海洋・沿岸資源調査センターでは、タイ湾のウミガメやサンゴについて話を聞きながら「本物のウミガメを近くで見るのは初めて!」と大興奮でした。また、王室プロジェクトやラブロー洞窟の見学を通じて、チュンポンの歴史や文化に触れることが出来ました。

盛り沢山の3日間でしたが、子供達は自然の中での遊びや体験を通じて、様々な事を発見し、学び、自然の大切さや保護・保全の重要性を感じたのではないでしょうか。また、タイの人々との交流を通じ「言葉は通じなくても、気持ちは通じる」事が実感できたのではないでしょうか。

ボランティアの活動により、日本・タイ国の友好がさらに深まるとともに、チュンポン県の観光振興が進み、地域経済が活性化していく一助となることが期待されています。