WiMAX通信による地域振興プロジェクトがキックオフ

2010年3月28日

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ライブ中継のメーホンソン県の様子が会場に映し出された

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カウンターパート機関から説明をお受けになるシリントン王女

「情報技術(IT)を活用した地域活性化のための人材育成プロジェクト」は、JICAがタイ国家電子コンピュータ技術センター(NECTEC)と共に進める、WiMAX高速通信を活用した地域振興プロジェクトです。

このプロジェクトでは、タイ北部・メーホンソン県に設置した45箇所のモデルサイト(学校、役場、コミュニティ・センター)及びNECTEC(バンコク近郊)をWiMAX高速通信で接続し、E-Learning、E-Health、E-Community、そしてE-Governanceを通じて地方の活性化を目指しています。現在、このうち3箇所のモデルサイト間で通信環境の設定が完了し、WiMAX高速通信が可能になっています。残るサイトも5月を目処に順次接続が開始される予定です。これまでの通信環境整備フェーズから、いよいよ高速通信の活用フェーズへと移るのを節目に、プロジェクトでは正式なオープニング・セレモニーを行いました。

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)が開催したNSTDA Annual Conference 2010の機会を利用して行われたセレモニーには、タイのシリントン王女、小町日本国大使にもご臨席を賜りました。モデルサイトの1つであるメーホンソン県庁と会場はライブ映像で接続され、会場に設置したコンピュータ画面をシリントン王女がクリックされると、メーホンソンに設置したプロジェクト銘板が遠隔操作で除幕される様子が会場に映し出されました。

山岳民族への教育プロジェクトを手がけるなど、日頃から教育に深いご関心を寄せているシリントン王女からは、「メーホンソンではどのようにWiMAXを活用するのですか」などのご質問があり、今後のプロジェクト活動への期待が寄せられました。