マヒドン大学アセアン保健開発研究所でプライマリ・ヘルスケアの修士課程修了式開催

2010年5月3日

‐JICA協力のアセット。協力終了後もタイが世界各国の人造りを継続して支援‐

【写真】

第24回修士課程の卒業生

【写真】

日本からの4名の参加者

【写真】

修了式(左より、スパットラAIHD所長、ピヤサコンマヒドン大学総長、大西JICAタイ事務所長)

【写真】

集合写真

5月3日(月)、ナコンパトム県サラヤにあるマヒドン大学アセアン保健開発研究所において第24回プライマリ・ヘルスケア修士課程の修了式が開催されました。日本、ミャンマー、ネパール、パプアニューギニア、ベトナム、タイから参加した15名が1年間にわたる修士課程を修了しました。どの参加者もこの修士課程を修了したことに満足そうな表情を浮かべており、彼らは今後プライマリ・ヘルスケアの分野で専門家として、そして指導者として活躍することが期待されています。

マヒドン大学のアセアン保健開発研究所(ASEAN Institute for Health Development, AIHD)は、1982年に日本の無償資金協力により「アセアンプライマリ・ヘルスケア訓練センター」として建設され、プライマリ・ヘルスケアの人造りセンターとして設立されたものです。1986年から2007年にはJICAの技術協力によりプライマリ・ヘルスケアの修士課程が1年間の国際コースとして実施されました。このコースはプライマリ・ヘルスケアに携わる医療職の指導力や管理能力の向上に重点を置いており、世界各国からこれまでに参加した500名以上にのぼる卒業生が、プライマリ・ヘルスケアの発展のために働き、活躍しています。JICAによる支援が2007年に終了して以降も、AIHDは引き続き独自にこのコースを運営しています。

JICAのタイに対する支援はその発展に伴い徐々に減少してきていますが、これまでの協力によりタイにもたらされた「成果」がこのように両国の財産(アセット)として根付き、タイや日本も含めた他の国々にベネフィットをもたらし続けていることは大変うれしいことです。引き続き効果が高くかつ持続性のある支援を行って行きたいと思います。