東部外環状道路(国道九号線)改修計画の起工式

2013年9月30日

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起工式の様子

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洪水時の国道9号線の様子

2013年9月21日、無償資金協力による東部外環状道路(国道九号線)改修計画の起工式が開催されました。起工式には、チャチャート運輸大臣、佐藤在タイ日本大使のほか、多くの関係者が列席しました。

2011年、タイでは、断続的に続いた記録的な大雨により河川が氾濫し、全土で甚大な洪水被害を受けました。日系企業が多く入居するアユタヤ県の主要な5つの工業団地も全て浸水し、アユタヤからバンコク、積出港であるレムチャバン港を繋ぐ幹線道路にも水があふれたことから、工場の設備や物流に深刻な打撃を与えることとなりました。

日本は、洪水発生直後から、緊急支援物資の供与や専門家の派遣等を行い、その後、水資源・洪水対策マスタープラン改定等の中長期的な復興支援を継続してきました。本計画は、そうした中期的な協力の一環として、同規模の洪水が発生した場合でもアユタヤと首都バンコクの物流網を確保できるよう、主要幹線道路である東部外環状道路(国道9号線)の嵩上げ工事を行うものです。

洪水発生から約2年、街は洪水発生以前の姿を取り戻し、政府や企業による復興や洪水対策の取り組みが進められています。起工式に出席したチャチャート大臣は、日本企業の長きに亘る経済活動がタイの成長を支えていると述べ、同様の洪水被害を繰り返さないための重要な事業であると、本計画への期待を表明しました。