第9回「JICA国際協力感謝賞」表彰式を開催

2013年11月1日

10月10日、第9回JICA国際協力感謝賞(注1)を受賞したDr. Monthip Sriratana Tabucanon(モンティップ シリラタナ タブカノン)博士に対する表彰式が、タイ環境研究研修センター(Environmental Research & Training Center、通称ERTC)で行われました。

モンティップ博士は、環境分野の研究を専門とし、また行政官としてタイの環境行政に多大の貢献を行ってきました。こうした経験・知見を基に、環境モニタリング・研究を目的とするJICA初の環境センター建設計画(無償資金協力、1989年)以降、同センターの初代所長として、その後の技術協力プロジェクトにおける人材育成・研究強化など、センターの基盤構築を進めました。また現在でも、指導や助言を通じて同センターの発展に寄与しております。こうした博士のこれまでの活動や貢献が評価され、今回の受賞となりました。

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ERTC歴代所長名

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表彰式案内

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ERTC活動写真

表彰式には、ERTCの現職職員のみならず、博士が局長を務めた天然資源環境省の環境質促進局 (Department of Environment and Quality Promotion、通称DEQP) および公害取締局(Pollution Control Department、通称PCD)の副局長はじめ、150名にわたる関係者が出席しました。またJICAからも20年前に博士と一緒にプロジェクトに関わった元専門家も出席し、博士との旧交を温めていました。

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Dr. Monthip(中央)、池田所長(左から2番目)、JICA元専門家

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Suwanna現ERTC所長(中央)交えた記念撮影

表彰式の冒頭、環境質促進局副局長であるMr. Sakolが挨拶に立ち、博士の功績をたたえ、引き続きタイ事務所川端次長が博士とJICAとの関係、ERTC職員が博士のERTCに対する貢献についてそれぞれプレゼンテーションを行いました。

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DEQP副局長Mr. Sakolによる挨拶

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川端次長によるプレゼンテーション

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プレゼンテーションを聴く出席者

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ERTCによるプレゼンテーション

その後タイ事務所池田所長が、Monthip博士へ感謝の意を述べるとともに、タイの環境問題について、引き続きERTCをパートナーとして、様々な課題に対応していくと述べました。その後、池田所長からDr. Monthipに対して賞状の授与が行われ、引き続き関係者から花束の贈呈が行われました。

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池田所長によるスピーチ

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賞状の授与

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PCD副局長Ms. Arayaによる花束贈呈

最後に、Monthip博士がJICA国際協力感謝賞受賞に対するお礼および関係者に対する感謝を述べました。スピーチの中で、博士が30年前のJICAの研修プログラムを通じて、日本にある様々な環境研究・研修センターを訪問し、その経験・知見を通じてタイに環境研究・研修センターが必要であると認識し、幾多の苦労を乗り越え、ERTC設立に尽力を尽くしたことを述べました。またJICAの様々な技術協力プロジェクトを通じたキャパシティビィルディングの結果、ERTCはタイのみならず、メコン地域の環境研究・研修センターの核となり、今ではJICAのパートナーになることができたと語りました。

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Monthip博士によるスピーチ

(注1)JICAが行う国際協力の業務に貢献し、または長年にわたって協力し、特に功績があったと認められる個人と団体を対象とします。