ASEAN地域の難聴者支援のムーブメントを起こせ! −2014年度タイ第三国研修「障害者支援に関するコミュニティベースのインクルーシブ開発に係る知識共創フォーラム(難聴者支援)」の開講−

2014年9月1日

2014年度から3年間の予定でタイにおいて実施される第三国研修「障害者支援に関するコミュニティベースのインクルーシブ開発に係る知識共創フォーラム(難聴支援)」が、2014年8月25日(月)より開始されました。

本研修は、日本が長年協力してきたアジア・太平洋障害者センター(APCD)が主体となり、TICA(Thailand International Development Cooperation Agency)、JICAが、協力して、ASEAN各国で支援の行きとどいていない障害(難聴、自閉症、知的障害)を取り上げ、各国の支援団体のエンパワメントとネットワーク作りを目的としております。

2014年度は難聴に焦点を当て、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナム及びタイの6か国から、実際に難聴の障害を持ちつつ、コミュニティベースの難聴者支援活動に従事する若手の政府関係者、民間支援団体、NGO関係者18名の参加を得て、2014年8月24日から9月6日まで開催されます。

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本研修はコミュニティベースの難聴者支援に関する最新の取り組み状況の講義、日本(一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)及びパキスタンの難聴者支援団体から招聘した講師による参加型ワークショップ、タイの障害者支援団体(Dao Ruang group(注1)、自閉症支援グループ等)の視察等からなる実践的な研修コースとなっています。

日本が長年協力することによって地域の障害者支援の中核組織となったAPCDが主体となり実施する本研修がきっかけとなって、ASEAN地域でまだ支援の行き届いていない障害(難聴、自閉症、知的障害)の支援のムーブメントにつながることが強く望まれます。

(注1)Dao Ruang group:Dao Ruangはタイ語でキク科の草花「マリーゴールド」を指す。2009年に設立されたタイで最初のセルフ・アドボカシーグループ。APCDとタイ知的障害者協会のサポートの元、様々な自助・啓発活動を実施している。

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