「航空安全監督能力向上プロジェクト」キックオフミーティング及びプレスカンファレンスが開催されました

2016年4月26日

2016年4月20日(水)、タイ運輸省においてタイの航空業界の継続的な安全運行確保を目指した「航空安全監督能力向上プロジェクト」のキックミーティングを開催しました。出席者はアコーム運輸大臣、チャチャイ運輸省事務次官を初めとする運輸省関係者及び在タイ日本国大使館、JICA関係者を含む約15名が出席し、日タイメディア約15社以上が取材に詰め掛けました。

キックオフミーティングの会議の冒頭、アコーム運輸大臣より日本国政府に対して、タイ航空業界を取り巻く厳しい状況の中、タイ側の協力の要請からプロジェクトの実施まで1年を切る迅速な対応をとっていただいたことに感謝の意を述べられるとともに、改めて、タイ航空業界が直面している問題解決に向けた決意表明を述べられました。特に、本プロジェクトでは、航空安全にとって最も重要な「耐空性」についての日本のノウハウの移転と、民間航空会社の査察を行うCAATスタッフの「航空機メンテナンス」に関する知見の向上ついて重点課題として取り組むべきであるとの考えを示されました。

続いて、JICAタイ事務所次長柳内の挨拶の後、本プロジェクトの実施機関であるタイ民間航空局(CAAT)及びJICA専門家よりプロジェクトの概要説明が行われ、関係者間で質疑応答が行われました。

キックオフミーティング終了後、タイ、日系メディア向けにプレスカンファレンスを行いました。プレスカンファレンスではアコーム運輸大臣がキックオフミーティングの概要について説明、その後活発な質疑応答がなされました。

本キックオフミーティングにより関係者間で、本プロジェクトの目的、求める成果が再確認され、円滑にプロジェクトが開始されました。今後、航空会社の航空機整備に対する安全監査の体制強化、義務的報告制度の運用体制の強化、の2テーマを中心にタイにとって最適な航空保安体制の強化について、2016年4月から約2年半にわたって技術協力を行ってまいります。

本プロジェクト実施により、タイの安全運航の審査体制の信頼性が向上し、今後増え続けるタイの航空需要に応えることが期待されます。

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向かって左からタイ国運輸省アコーム大臣、JICAタイ事務所次長柳内

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会議風景

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集合写真