自動車産業向け人材育成セミナーの実施

2017年12月20日

タイ国の自動車産業を支える人材の育成、研修の職業訓練施設として労働省技能開発局(DSD:Department of Skill Development)がサムットプラカーン大規模職業訓練センター内に併設した自動車人材育成アカデミー(AHRDA:通称アーダ:Automotive Human Resource Development Academy)は、日系自動車企業、自動車部品製造企業の技能者向け人材育成訓練機関であり、現在、JICAでは専門家(尾崎正人氏)を派遣して技能検定確立のため協力を行っています。

12月7日、AHRDAにおいて中小自動車部品製造業の人材育成担当者(45社、約60名)向けに「AHRDA人材育成トーク」が開催され、参加者に技能訓練の必要性を知ってもらうと共に、AHRDAの技術訓練事業の紹介、受講により期待される効果などにつき理解を図りました。尾崎専門家からは、日本の技能検定の紹介、国家技能検定受検がもたらす効果やメリットを経営者側、従業員側それぞれの立場で説明しました。参加者からは、日本の技能検定と企業への導入事例紹介に多くの関心が寄せられ、尾崎専門家が取り組むシーケンス制御の検定職種についてもユーザーとなる企業の理解が深まると共に、具体的な受験についても検討したいなどの声が聞かれました。

このような企業経営者や人材育成担当者の理解促進が国家技能検定へのニーズを創出し、ひいては受検者の増加にもつながるよう、JICA専門家の助言の下、AHRDAの継続的な努力が望まれます。

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AHRDA OPEN HOUSE HRD TALKのポスター

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会場に集まった企業の人材育成担当者

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AHRDA新事業の紹介(右・尾崎専門家)

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技能検定の効果について説明する尾崎専門家