【山形県】鶴岡市立朝暘第三小学校の4学年児童が稲作収穫後処理を学ぶアフリカの研修員と交流しました。

2017年10月4日

日時:2017年9月8日(金)
場所:鶴岡市立朝暘第三小学校

 2017年9月8日、山形大学農学部で学ぶアフリカ地域のJICA研修員20名と、鶴岡市立朝暘第三小学校4学年の児童が授業の中で交流をしました。今年で4年目となる企画です。

 山形大学農学部では2008年からJICA研修を実施しており、今年も研修員を受入れていただいております。朝暘第三小学校は山形県英語教育改善プランの指定校となっており、英語(外国語活動)に1年時から取り組んでいます。今回の交流授業では4学年の皆さんから研修員へ「花笠音頭」を教えていただき一緒に踊るなど、様々な交流を行いました。

研修員と小学生の交流企画

小学校に到着した20名の研修員が体育館へ向かうと、大きな拍手とともに歓迎がありました。児童から英語での歓迎の言葉、花笠音頭についての紹介のあとで、実際に花笠音頭を見せていただきました。児童の「やっしょまかしょ!」の元気な掛け声とともに迫力ある踊りを初めて見た研修員は驚き、そして嬉しそうな表情をしていました。

 花笠音頭を披露いただいた後は、クラスごとに分かれて活動を行いました。研修員からの自己紹介に対して、児童からは「What sports do you like?」など、学んだ英語を使いながら様々な質問が挙がりました。
 その後は各グループに分かれて、児童から研修員へ花笠音頭の振り付けを教えました。英語でカウントをとりながら、わかりやすく振り付けを教えるために、児童の一生懸命な様子がどのグループでも見受けられました。振り付けを覚え終えたグループから、けん玉や折り紙、福笑いなど様々な日本のおもちゃで研修員と交流しました。簡単な英語や身振り手振りを用いながら交流を行い、どのグループからも笑い声が多く聞こえました。

 最後に研修員も列に加わり、全員で花笠音頭を踊りました。お別れの会では英語による児童代表のお礼の言葉、研修員からの感想をいただき、交流授業が終わりました。短い時間ではありましたが、仲よくなった各研修員との別れを惜しむような児童の姿がありました。また、研修中は真面目な表情の研修員の顔も、思わずほころび、最後には笑顔いっぱいでお別れしている姿が印象的でした。

コミュニケーションは言葉だけでなく相手を思いやる気持ちが大切

【画像】今回、研修員の半分はフランス語圏から来ていたため、フランス語圏の研修員とグループを組んだ児童は、普段学習している英語が通じす、最初は戸惑う場面も見られました。「ハンカチ落とし」を研修員と遊ぼうとしていたグループでは、「遊び方をどのように説明しようか・・・」と悩んだ末に「実際に、やってみればわかる!」とやってみることとしました。最後には、言葉が通じなくとも遊び方を伝えることができ、笑いの絶えない時間を過ごすことができたようです。

【画像】外国語は英語だけではないということ。コミュニケーションをとるには、言葉だけでなく、相手を思いやる気持ち、伝えたいという気持ちも大切なのだということを、子どもたちは肌で感じたのではないでしょうか。

子どもたちから英語で様々な質問が挙がりました。

最後にはひとりひとりとハイタッチをしてお別れしました。

研修員にとって今回の訪問は、日本の学校へ訪問し、児童と交流することができた貴重な機会となりました。また朝暘第三小学校の児童の皆さんにとっても、アフリカ地域出身の方と実際に会う、そして会話をしたということでよい経験となったことと思います。
研修員を受け入れてくださった、中野洋校長先生をはじめ、佐藤直子先生、4学年の先生方、そして児童の皆さん、ありがとうございました。

山形県では山形大学農学部をはじめとした大学、国際交流協会、NGOなどでJICAの研修員を受け入れていただいています。JICA山形デスクでは、今後も山形県の研修員と小学生との交流の機会を作ることで、小学生たちの「海外の方と触れ合えた」という経験をさらに増やしていきたいと思います。

報告:JICA山形デスク 三澤