【宮城県東松島市】ウォーキングイベントにJICA長期研修員が参加しました

2018年8月1日

5月30日(水)宮城県東松島市の野蒜地区で、ウォーキングイベント『はてぃはてぃじゃらん2018春』が開催されました。JICA長期研修員(留学生)も3名が参加し市民と交流を深めました。

「はてぃはてぃじゃらん」とは……

「はてぃはてぃじゃらん」は、野蒜地区住民のみなさんを中心に、東日本大震災後の集団移転地となった野蒜ケ丘を楽しく歩きながら、身の周りの環境を改めて知り、これからの安心・安全なまちづくりにつなげていくことを目指した、住民主体のウォーキングイベントで、今回で3回目を迎えます。
「はてぃはてぃ」(Hati-Hati)はインドネシア語で「気をつけて」の意味。「じゃらん」(Jalan)は、「道」や「行く」という意味です。なぜインドネシア語かというと、東松島みらいとし機構(HOPE)が実施する、JICA草の根技術協力事業のインドネシア共和国バンダ・アチェ市との相互復興プログラムの一環として企画された経緯があるためです。

レクリエーションを通じ災害時の行動を学ぶ

レクリエーションを通じ災害時の行動を学ぶ
当日は市内外からの参加者約30名と、宮野森小学校の4年生15名の児童が、学校に隣接する「復興の森」の中を一緒にウォーキングし、交流を楽しみました。ウォーキング終了後は、災害時の避難所を示す標識の見方を学んだり、津波発生時の高台避難の呼びかけ方を、音楽にあわせて様々な言語でよびかけるレクリエーションが行われました。昼食には避難所の運営を想定した炊き出し訓練も行われ、ビニール袋を利用したおにぎり作りを体験するなど、災害時の具体的な行動についても学べるイベントでした。

イベントに参加したJICA長期研修員(留学生)のSadiaさんの感想をご紹介します。

Sadia Afroseさんの感想

I am Sadia, from Bangladesh. I participated in the 'Hati-hati jalan' event in Nobiru and it helped me to get an insight about a Tsunami affected area.
Through this event, I got the opportunity to know how a locality can prepare themselves for any upcoming disaster. It was really amazing to see a locality that revived themselves from such a great disaster event. It is praiseworthy that the authority took initiatives to relocate the area to protect the people. And also the teamwork and community feeling among the residents are also very impressive.
I really liked the newly built elementary school which can provide the children with a sense of security as this is a symbol that shows the care for the future generation. I hope that they won't have to face any disaster anymore. Even if there is an unfortunate event of disaster, I believe they will be able to protect themselves.
Sadia Afrose

「復興の森」にてひといき(右端がSadiaさん)

私はSadiaです。バングラディッシュから来ました。「はてぃはてぃじゃらん」に参加したことで、津波被災地について理解を深めることができました。
このイベントを通じて、今後の災害に対して野蒜地域がどのように準備できるかを知ることができました。あのような非常に大きな災害から自分たちの力で復興した地域を見られるなんて、本当に素晴らしいです。地域住民の命を守るために高台への集団移転についてイニシアチブを取られた方々は賞賛に値します。
また、住民のチームワークやコミュニティの一体感も非常に印象的です。
私は新築の小学校がとても気に入っています。この学校は、児童たちに安心感を与えることができ、未来の世代を大切にしている事を示す象徴だと思います。私はこの地域の方々が、もう災害に立ち向かう必要がないことを願っています。しかし、もしこれから災害が起こってしまっても、住民の皆さんは自分達を守ることができると信じています。

今後も東松島市地域復興推進員は、復興まちづくりやコミュニティ活性化のため、東松島市と世界を結びながらさまざまな地域活動をサポートしていきたいと考えています。
(報告者:東松島市地域復興推進員 京野)