【宮城県】アフリカセミナー&カルチャー2019を開催しました

2019年11月12日

2019年11月2日(土)、宮城県アフリカ協会(AFAM)主催、JICA東北他共催で、第3回アフリカセミナーとアフリカ文化パフォーマンスを開催しました。
テーマは「The Africa You Don’t Know ~知らないアフリカを発見しよう~」でした。

日本とアフリカにとって特別な年、2019年      

【画像】このセミナーは今回で3回目になりますが、特に今年2019年は日本とアフリカにとって特別な年です。
8月に第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)が横浜で開催され、アフリカ開発に向けた国際社会の取組みが議論されましたが、その中で特に強調されたのが、アフリカに対する民間投資の促進であり、アフリカ各国政府からは日本企業のアフリカへの進出に高い期待が寄せられました。

TICAD 7の成果と今後の方向性   

【画像】午前のセッションでは、TICAD 7を受けて、今後のアフリカ開発がどのような方向に向かうべきかについて、アフリカ各国の視点、日本政府の視点からそれぞれお話をいただきました。
アフリカ各国の視点では、駐日ザンビア国特命全権大使のンディディ・ムリワナ・ムティティ閣下より、アフリカの経済発展ポテンシャルと海外からの活発な投資状況につき説明がなされ、日本企業による投資に強い期待が表明されました。
日本の視点では、JICAアフリカ部の若林基治次長より、最近のアフリカの動きと、TICAD 7で何が合意され、その中で特に日本政府が重視する取組みにつき説明がなされました。
また、「民間投資の促進」がTICAD 7のキーワードの1つであったことから、実際にアフリカでビジネスを展開する気仙沼市の水産会社、株式会社カネダイの佐藤俊輔専務取締役より、ナミビアにおけるカニ漁と輸出・加工ビジネスにつき説明いただきました。

アフリカ音楽とダンス     

【画像】午後のセッションでは、JICA長期研修員をはじめとするアフリカ人留学生による「秋田大学留学生チーム」によるダンス・パフォーマンス、モザンビーク・ベナン・ナイジェリア・ケニアの各国の音楽とダンス披露、ドラム・パフォーマンスが披露され、参加者はアフリカのリズムと踊りを堪能しました。
アフリカクイズやアフリカについてのトークショーもあり、アフリカ文化についてより深く知ることができた1日でした。

JICAブースではアフリカ国旗タトゥーを転写

【画像】JICAブースでは、アフリカ/アフリカ支援に関する資料の配架に加えて、50カ国以上のアフリカ国旗のタトゥーシールを転写し、アフリカの国々への興味・関心を深めていただきました。
国旗のデザインから選ぶ方、国名から選ぶ方など様々でしたが、ラグビーW杯の影響もあってか南アフリカが人気でした。
ブースにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。