【宮城県】JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2019表彰式(青森・岩手・宮城・秋田県合同)を開催しました

2020年2月19日

 2020年2月15日(土)、JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2019表彰式が開催されました。

「よりよい世界の未来を目指して~私たちから始まる一歩~」    

【画像】 本コンテストの今年のテーマは「よりよい世界の未来を目指して~私たちから始まる一歩~」。海外での滞在経験で感じた「よりよい世界」を創る決意や今の自分にできる協力、平和、また、世界の人びととのコミュニケーションやスポーツを通した異文化理解など、さまざまな視点からエッセイを書いていただきました。
 東北4県合同表彰式には12名の個人賞受賞者、2校の学校賞受賞校の先生にお越しいただき、表彰と講評が行われました。(4県の受賞者・受賞校は下部に記載しています)
 なお、青森・岩手・宮城・秋田4県からは中学生・高校生合わせて2,583件の応募があり、秋田県の2作品は全国賞に選出されました。
 今年もたくさんのご応募ありがとうございました。また、受賞されたみなさま、おめでとうございます。

映画『バレンタイン一揆』      

【画像】 表彰に続いて「バレンタイン一揆」を上映しました(表彰式の前日はバレンタインデーでした)。「バレンタイン一揆」はNPO法人ACE 設立15周年記念ドキュメンタリー映画。日本の女の子たちがガーナに行ってチョコレートの原料となるカカオの収穫・加工作業を経験し、たくさんのことを感じ、悩み、ガーナからの帰国後にアクションを起こす様子を追ったものです。
 映画を観た後は、フェアトレードやエシカル消費についてJICA秋田デスクから説明を受けながら、みなさんで感じたことや疑問を出し合いました。受賞者のみなさんは、自分たちと同じ年代の女の子が抱いた想いに共感し、何ができるか一生懸命考えてくれました。また、保護者の方々からは「フェアトレードという言葉は知っていたが、その正確な意味がわかった」「もう少しわかりやすい基準やマークがあればフェアトレード商品も買いやすくなるのでは」といった感想が聞かれました。
 受賞者・受賞校のみなさま、お越しいただきありがとうございました。

青森・岩手・宮城・秋田県の受賞者・受賞校のみなさま 

【画像】【独立行政法人国際協力機構理事長賞】
秋田大学教育文化学部附属中学校 髙橋 麗さん 「私の手」

【国際協力特別賞】
秋田県立秋田高等学校 平尾 織花さん 「繋げたい、私からあなたへ」

【独立行政法人国際協力機構東北センター所長賞】
青森県立青森高等学校 澤田 佳奈さん 「リボーンからより良い世界へ」
青森市立沖館中学校 前田 あやねさん 「平和について」
聖霊女子短期大学付属高等学校 近藤 亜紀さん 「レジ袋の話」
岩手県立盛岡第一高等学校 千田 しえるさん 「 貧困と、水」
岩手県立一関第一高等学校附属中学校 若槻 のどかさん 「スポーツから広がる輪」
宮城県仙台東高等学校 小島 蒼依さん 「より良い自然環境を次の世代に繋ぐために私たちができること」
東松島市立矢本第一中学校 奥田 萌希さん 「だれかのためにできること」

【佳作】
八戸市立根城中学校 八重垣 麗さん 「Change your image」
盛岡中央高等学校 杉山 夢香さん 「未来へ繫ぐ~災害と障がい~」
聖和学園高等学校 唯 華峰さん 「『貧困』が結ぶ日本と世界」
宮城県富谷高等学校 浅川 弥慧さん 「アフリカの貧困問題と日本」
宮城県仙台二華高等学校 遠藤 優希さん 「私に出来る“本物の援助”」

【宮城青年海外協力会会長賞】
宮城県富谷高等学校 秋場 楓花さん 「パレスチナから学ぶ平和」
宮城学院高等学校 ラウラ ルイサ ネウランドさん 「地球温暖化と戦う」

【特別学校賞】
(岩手県) 盛岡中央高等学校
(宮城県) 宮城県仙台東高等学校
(宮城県) 宮城県富谷高等学校

【学校賞】
(青森県) 板柳町立板柳中学校
(青森県) つがる市立稲垣中学校
(岩手県) 岩手県立盛岡農業高等学校
(岩手県) 大船渡市立吉浜中学校
(宮城県) 尚絅学院高等学校
(宮城県) 東陵高等学校
(宮城県) 聖和学園高等学校 薬師堂キャンパス
(宮城県) 宮城県柴田農林高等学校川崎校
(秋田県) 秋田県立秋田中央高等学校
(秋田県) 聖霊女子短期大学付属高等学校

(報告:JICA東北市民参加協力課)