多様な人々を受け入れるJICA東京の研修 〜障害を持つ方々への配慮の事例〜

【画像】JICA東京では様々な国から、様々な宗教の人たちに対し、保健医療、社会保障、運輸交通、水資源、警察機能強化、等多くの分野で研修を実施しています。
「様々な人」といっても国や宗教の違いだけではありません。
特に社会保障分野の研修においては、視覚や聴覚、手や足に障害のある方々もその国の代表として来日し研修を受けています。

【画像】たとえば聴覚に障害のある方に対しては、講義中英語の手話通訳を配置し講義を実施しています。

【画像】着替えや入浴の動作が一人では困難という重い障害を持っている方には、自国から介助者に同伴してもらい、研修を受けられる環境を整えています。

【画像】松葉杖など一見軽い障害の方に対しても、必要に応じて車いすの貸し出しを行っています。

【画像】自国ではほとんど車での移動で、長い距離を歩いたり、日本のように電車やバスで自由に出歩ける環境にはない人が多いからです。

【画像】日本の公共交通機関を利用するアクセシビリティチェックに参加した研修員は、車いすでどこへでも出かけられる状況に驚いています。

【画像】視覚に障害のある方が館内を自由に移動できるよう、廊下には点字ブロックを敷設し、階段の手摺には行先を記した英語の点字表示を付けています。

【画像】また、研修員が宿泊する居室には、車椅子のまま生活ができるようお風呂場、トイレ、ベッドなどに様々な工夫を凝らしています。
手摺があるだけでもずいぶん使いやすいという声も聴かれます。

【画像】もちろんこの居室は障害がある方だけではなく、けがをしてしまった研修員が利用することもあります。

このようにJICA東京では、多様な方々が安心して研修を受けられるよう、移動や情報保障など様々な工夫を行っています。





事業・研修の概要「アフリカ地域 障害者のエンパワメントを通じた自立生活促進」
人間開発課 2017年7月