【一般公開】【活動報告】ICTの力で広大なモンゴルに教育を行きわたらせる~コロナ禍で威力を発揮した東工大のオンライン教材作成支援~

日時:
2023年6月15日(木曜日)16時00分から17時00分
種別:
イベント
主な対象:
会場:
JICA東京(東京都渋谷区西原2-49-5) 
及び オンライン開催(Microsoft Teams)【会場地図
主催:
JICA東京 市民参加協力第二課

『モンゴルにおける地方中学校教員の質の向上-ICTを活用した地域に根差したSTEM研修教材開発を通じて』草の根技術協力事業(パートナー型) 事業完了報告会

【日時】2023年6月15日(木)日本時間 16:00~17:00
【会場】※ハイブリッド開催
    オフライン:JICA東京(東京都渋谷区西原2-49-5)
    オンライン:Microsoft Teams(URLは参加申し込み後に案内)
【参加費】 無料
【使用言語】 日本語
【参加申込】申し込みは、下記関連リンクより(※申し込みフォーム)
【申込締切】6月14日(水)12:00

モンゴルの国土は広大で、人口密度が世界最小(1平方kmあたり2人)、人口の約12%は遊牧民です。多くのこども達にとって、学校へ通うのがとても大変な環境です。
モンゴルのすべてのこども達に学ぶ機会を提供することを目指して、東京工業大学とJICAは協働プロジェクトを実施しました。ICTを活用して、学校へ通うのが困難なこども達にも授業を届けようという試みです。まずは小学校(2012~2017年)、次に中学校(2018~2023年)の先生を対象に、先生が自分でローカルコンテンツを取り入れたICT教材を開発し、授業で活用できるように技術研修を行いました。

コロナ禍でモンゴル政府が授業の完全オンライン化を決定した際には、本プロジェクトで研修を受けた先生達が中心となり、ICT教材の作成・活用方法をオンラインで他の先生へ伝えることで、ICT教材の活用は急速に全国へ広がりました。

研修に参加した教員数は全中学校教員の67%にあたる約5,500名にのぼり、8教科30コンテンツの教員研修教材が開発されました。モンゴル教育科学省のデジタル教材プラットフォームにも数多く掲載されるなど、全国の教員にも広く活用されています。

プロジェクトリーダーを務めた東京工業大学の山口(元)教授(現国連大学サステイナビリティ高等研究所所長)と高田教授に、10年間の活動を振り返ってお話しいただきます。ぜひご参加下さい。

【実施団体】国立大学法人東京工業大学
【事業期間】2018年8月~2023年5月

事業についてもっと知りたい方は、下記関連リンクをご覧ください(※東京工業大学 環境・社会理工学院:山口・高田研究室 草の根事業報告)

【問い合わせ先】
 JICA東京 市民参加協力第二課(担当:松久、西村)
  E-mail : tictpp2_info@jica.go.jp
  電話番号: 03-3485-7044