キュウリが実りました!JICA東京緑のカーテン成長記録(その1)【施設について】

2011年7月6日

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キュウリの実る緑のカーテン

本格的な夏の訪れを目の前にした6月28日、JICA東京で育てている「緑のカーテン」からキュウリを収穫しました。この緑のカーテンは、東日本大震災後の電力不足で夏場の電力不足が予想される中、エアコンの使用を抑えるために今年から導入されました。

緑のカーテンとは、もう耳にしたことがおありでしょう。節電対策でかなり有名になりましたが、日の当たる窓や壁の外側にネットを張ってつる植物(朝顔などのように何かに巻きついて伸びる植物)をはわせて日よけにするものです。

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すでに小さな実をつけているキュウリの雌花(6月7日開花)

植物は根から吸収した水分を葉の表面から蒸発させて気化熱を奪うため、単なる日よけよりもさらに涼しくなり、神奈川県環境科学センターの実験では緑のカーテンを使っていない場合に比べて室内温度を平均1.7度、最大3.8度も下げる効果があったということです。緑のカーテンは、また目にやさしくて癒し効果があるほか、成長を見守ったり花の咲くのを楽しむことができ、さらに実がなれば食べられるという、一石三鳥にも四鳥にもなるすぐれものなのです。日本では「緑のカーテン」という言葉ができるずっと前の江戸時代から、朝顔を軒先に生やして打ち水などとともに夏を乗り切る工夫として使われてきました。

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6月27日、初めてのキュウリの収穫

JICA東京でも、今年4月からキュウリ、ゴーヤ、朝顔、そしてトマトを使った緑のカーテンの準備を進めてきましたが、このうちキュウリの生長記録をお届けします。

5月26日 園芸屋さんから買ったキュウリ苗をプランターに植え付け、緑のカーテンの成長開始。
5月31日 キュウリの雄花(おばな)が咲き始める
6月7日 キュウリの雌花(めばな)が咲き始める
6月27日 キュウリ6本を初めて収穫
7月6日 収穫したキュウリを従業員食堂で提供

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英語と日本語で仲良くならんだキュウリの名札

順調に大きく育ち、実を結んでいる緑のカーテンはJICA東京に集う全ての研修員、スタッフの注目の的です。水やりしていて、何を育てているのか研修員に尋ねられたりと、研修員とスタッフのコミュニケーションも増えました。研修員と来訪者に私たちが何を育てているのか知っていただくため、英語と日本語の案内も取り付けました。

これからも緑のカーテンの成長を楽しみに見守り、このウェブサイトで発表してまいります。

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従業員食堂で出されたJICA東京特製キュウリの浅漬け

JICA東京園芸部・井上