スーパーグローバルハイスクール・埼玉県立不動岡高等学校がリーダー育成合宿を行いました【開発教育支援事業】

2015年8月10日

8月2日から3日まで、文部科学省スーパーグローバルハイスクール指定校である埼玉県立不動岡高等学校が、JICA東京にてリーダー育成合宿を行いました。

グループ別のワークショップ

研修員とのディスカッション

佐々木所長からの講評

埼玉県教育委員会とJICAは、2014年1月に連携覚書を締結し、埼玉県における国際理解教育や国際教育協力の充実に向けて更なる協力を推進しています。

平成27年度文部科学省スーパーグローバルハイスクールに指定された埼玉県立不動岡高等学校は、「明日の世界を創造する品格あるリーダーの育成」を掲げ、様々な取り組みを行っています。今回のリーダー育成合宿には、1年生の有志36名が参加しました。

合宿では、まず市ヶ谷にある「JICA地球ひろば」を訪問し、体験型展示から世界の現状と課題を学び、青年海外協力隊経験者の体験談を聞きました。JICA東京に移動してからはグループに分かれての課題発見・解決型ワークショップ(一般社団法人Ridiloverが実施)や貿易ゲーム(公益社団法人青年海外協力協会が実施)を通じて、世界の、また身近な問題について考えました。

また実際に世界各国の状況を知り、多文化共生について考えるため、アフガニスタン、東ティモール、タンザニア、南アフリカのJICA研修員との英語でのディスカッションも行いました。研修員の国紹介プレゼンテーションに対して、生徒たちは「あなたの国の高校はどんな様子ですか」「なぜ日本に研修に来ようと思ったのですか」などと質問を投げかけていました。

研修の振り返りでは、生徒一人一人から今後取り組む決意表明がなされました。世界に目を向ける、社会問題に関心を持つといった「知る」「考える」ものから、食べ物の無駄をなくす、ゴミを減らすといった身近なところから課題解決に向けて「行動する」ものまで、様々な決意が示されました。中には、JICA研修員から学校に行くことや勉強する機会が貴重な国もあることを聞いたことを受けて、今自分ができることとして「勉強すること」を挙げた人もいました。

JICA東京の佐々木所長からは、「今日表明した決意を忘れず、3年生になったらここにまた来て、その結果を英語でプレゼンテーションしてください。頭で考える知識だけでなく、現場での実践から学ぶことも大事です。知的筋力(Intellectual Muscles)も身に付けていってください」との激励がなされました。


JICA東京地域連携課 増井恵