日本の先生、ザンビアへ飛ぶ (教師海外研修)【開発教育支援事業】

2015年11月10日

教員10名がザンビアへ渡り、日本が行う国際協力の現場を視察しました。
10日間の研修から学んだものとは?

ザンビアはどんな国?

世界三大瀑布ビクトリアの滝

アフリカ南部の内陸国で、世界三大瀑布ビクトリアの滝や野生動物を有する自然豊かな国です。銅の産地でもあり、日本の10円硬貨にもザンビアから輸入した銅が含まれています。また温厚で友好的な国民性が特徴で、アフリカで最も平和な国の一つとして評価されています。

一方で、国民の75%は国際的な貧困ラインである1日1.25米ドル以下の生活を送っており、後発開発途上国(いわゆる最貧国)の一つと言われています。

日本の国際協力を学ぶ

現地生徒へインタビューする教員

今回の研修では様々な分野の国際協力の現場10ヶ所以上を視察しました。JICAが携わっている教育支援や産業面での生産性向上、人獣共通感染症研究などの技術協力プロジェクト、資金協力による病院建設現場や地下水を生活用水として活用するための給水設備、JICAボランティアが活動している学校や病院、ビクトリアの滝などです。

教員のみなさんからは、「日本が一方的に与えるだけの援助ではなく、双方にとって価値のある国際協力の形であること」、また「日本のノウハウが現地の状況に適した形で活かされており、相手国の自助努力を促す取り組み方が日本の国際協力の特徴であることを学ぶことができた」という声が多く聞かれました。

今後は、教員のみなさんが研修での学びを活かして授業を実践されます。この授業実践の報告会は12月から2月にかけて新潟、群馬、長野、埼玉、千葉、東京でそれぞれ行われます。ご興味のある方はぜひいらして下さい。

教師海外研修とは?

現地生徒と参加教員

JICA教師海外研修は、開発途上国への約10日間の訪問と事前・事後の国内研修を通して、開発途上国の現状、抱える課題、日本との関係や国際協力への理解を深め、授業で児童・生徒に伝えるプログラムです。国際理解教育・開発教育に関心を持つ教員を対象に、実際に開発途上国を訪問することで、途上国が置かれている現状や国際協力の活動、途上国と日本との関係に対する理解を深め、その成果を次世代を担う児童・生徒の教育に役立てていただいています。



JICA多摩地区デスク 国際協力推進員 山田 優