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【草の根技術協力事業(地域経済活性化特別枠)】ラオス「青少年の収入向上のための木工職業訓練」の本邦研修を実施【草の根技術協力】

2016年9月13日

ラオスから埼玉へ 木工技術を極める

ラオスの職業訓練学校の木工教師が研修員として来日し、埼玉県内各所で研修を受講しました。
このプログラムは認定特定非営利活動法人国際協力NGO/IV-JAPAN(提案団体:埼玉県)が、JICA草の根技術協力事業として実施しているもので、現地でインストラクターとして活動しているプロジェクトの一員である山本氏が研修に同行しました。

研修員は、8月28日から9月11日まで2週間、木工機械類の分解調整方法や、椅子張りの実習などを通して木工技術の向上に努めました。

一部研修に同行した際の様子をお届けします。

ものつくり大学研修

木工機械の調整方法を学ぶ研修員。

丁寧な説明を受け、熱心に学びます。

埼玉県行田市にある「ものつくり大学」では、講師から木工用機械の取り扱い方、調整方法、理論などを体系的に学び、理解を深めていました。研修員は同大学に豊富に揃えられている機械類を見て目を輝かせていました。

また、機械を扱う上で、毎日のメンテナンスや清掃の重要さも学びました。メンテナンス道具は現地では手に入りづらいものもあるので、それらの代替品をどう工夫して調達するかが、ラオスに戻ってからの課題となりそうです。

イヨベ工芸社研修 

初めて扱う機器の操作も徐々に慣れていきました。

座面製作の様子。

完成した座面です。全て一から手作りの一品です。

また、後日は加須市の(株)イヨベ工芸社に実習場所を移し、椅子張りの実習を受けました。

ここでは工業用ミシンの使い方をはじめ縫製技術を学び、椅子の座面製作に挑戦しました。

ラオスでは工業用ミシンを扱ったことが無く、始めは操作に悪戦苦闘していましたが、持ち前の器用さでだんだんと慣れていったようでした。実習をとおして一つ一つの行程を丁寧に仕上げていくことを学び、ラオスに戻ってからも練習を繰り返し、技術を高めたいと話していました。

研修員は初めて訪れた日本で、ラオスとは異なる景色に驚きを見せつつも貴重な研修の時間に集中して、技術と知識の向上に努めていました。
「今まで、何となく扱っていた機器も、きちんとした使い方、メンテナンス方法を知る事は重要です。たいへん勉強になります。」
「一つ一つ基本的なことを学べています。初めてやる事はなんでも難しいですが、日本での研修中にたくさん学び、経験をラオスに持って帰りたいです。」と前向きなコメントをいただきました。

日本で学んだことを、ラオスの生徒たちに伝えてください!



JICA埼玉デスク 廣瀬